400話突破記念番外編 目が覚めたら…体も心も縮んでしまっていた!! ページ47
No side
「ええええ!?」
「「!?」」
その日の朝、イナズマジャパンのみんなは目覚ましではなく、木野の叫び声で目を覚ました。
その声の主は、東雲の部屋で口元を押さえ、驚愕している。
「どうした、秋!!……？」
飛び込んできた円堂も、目の前の光景が理解出来ず、ポカンと口を開けた。
続いて入ってきた鬼道や豪炎寺も、目を見開いてその場に立ち竦む。
『ふぇっ…なに、ここ……おねえちゃんはっ……』
……東雲が、3歳くらいの幼女となって、ベッドの上で泣きじゃくっていたのだ。
「「ええ!?東雲／A／さんが小さくなったぁ!?」」
遅れて食堂にやってきたみんなも、目を丸くして彼女を見つめた。
取り敢えずと食堂に東雲を連れて来たはいいものの、幼い東雲は中々泣き止んでくれない。
『うぇっ…ひっく……うわぁぁんっ…！』
「よ、よしよし、良い子だなー……」
「ほ、ほら、ぬいぐるみあるぞっ、あっ、飴食べるか？」
鬼道も豪炎寺も、おろおろとあやす。
いつもの東雲なら「ははっ、おっかしー！」と笑うところだが、小さい東雲はそうはいかなかった。
『お、おねえちゃんっ…ぼくのこと、おいてっちゃったの……？ふぇぇっ……』
「わぁぁ、だ、大丈夫だぞっ？お姉ちゃんはすぐ来るからなっ？」
『ほんと……？』
「(うぐっ……！)」
くりっくりの潤んだ青い瞳が、必死にあやす円堂を見上げる。
あまりの可愛らしさに、円堂は思わず胸を押さえた。
『……おにいちゃんたち、ぼくのこと、いじめたりしない…？』
「「！」」
東雲の放った一言に、イナズマジャパンのメンバーはハッと動きを止めた。
東雲が昔虐待を受けていた事に、今更ながらに気付いたからだ。
いたたまれなくて誰もが立ち竦む中、円堂は東雲の座っている椅子の前にスッとしゃがむ。
「……(ﾆｯ ああ！安心してくれよな！」
『……！』
円堂の笑みに、少しは安心したのだろうか。
へにゃ、と柔らかい笑みを見せた。
「「っっ……！！」」
その笑顔に、やられなかった者は勿論いない。
400話突破記念番外編 目が覚めたら…体も心も縮んでしまっていた!!�□�←祝！祝！！400話 いつも通り
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杳覇(プロフ) - ミリアさん» 「影ふたつ」でコメントなさっていた方と同一人物ですかね？ 残念ながらお断りさせていただきます。今リアルが忙しいので……。 (2021年3月6日 11時) (
レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 一緒に占いツクールで合作しませんか？ (2021年3月6日 11時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - mnwさん» そう言って頂けて嬉しい限りです(泣) (2019年5月1日 20時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - mnwさん» コメントありがとうございます！それが、最初はそうしようかとも思っていたのですが、それだとかなり長くなってしまうなぁ…と思った次第でして……。ですがまた、考え直してみます！貴重なご意見ありがとうございました！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
mnw - ベルモットさんの作品が大好きです!!頑張ってください!! (2019年5月1日 15時) (レス) id: 4bef324863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2019年3月22日 14時
