169話 キャプテン失格 ページ36
『……！』
辺りを見渡し、目当ての人物を見つける。
そいつらは傷だらけになりながらも、真っ直ぐに僕達イナズマジャパンを見つめていた。
良かった…信じてたよ。
『……(ｸﾞｯ』
「「！(ﾊﾟｱｧ」」
そ親指を立てると、意味が伝わったようで笑顔になるあいつら。
任せろ。そんな気持ちが、伝わった筈だ。
『……！(来てた…!!)』
もう一人の、気になっていた人物が見つかった。
全くもう、夕香ちゃんと居ないと分からないでしょうが……勝也さん。
しかし、修也は気付いて居ないらしい。
観客席を気にはするものの、夕香ちゃんしか見えていない様だ。
「バーンにガゼルが相手か……」
「正に青天の霹靂だな。……だが、こうしてエイリア学園の仲間と戦い続けるのは、俺達の運命なのかも知れない」
「(ﾌｯ 成る程……だったら、尚の事負けられないな!!あいつらの想いに懸けても!!」
『ちょっとぉ〜、何二人だけで話してんだよ！』
「「わっ！」」
リュウジとヒロトの首に手を回し、引き寄せる。
『晴矢と風介！そして、エイリア学園じゃなくてお日様園!!今はもう、アレ黒歴史に等しいだろうが……』
「うーん……言われてみればそうだね」
『リュウジも言ってたじゃんか。やっだなーもu((「ああああもうそれはいいってば!!」…ちぇっ』←
でも…と笑うと、二人とも不思議そうな表情をしながら僕の顔を覗き込む。
『……勝とう。必ず』
「「(ﾆｯ おう!!』
……だが…問題はここに来て山積みだ。
アップを見ているだけでも分かる。
気合いの入り過ぎてる飛鷹。
「今日も出番は無しさ」と呟いている不動。
そしてやはり一番は……修也。
「円堂」
「はい！」
守は監督に呼ばれ、修也とのアップを中断して監督の元へ。
「……この試合、イナズマジャパンは勝てると思うか？」
「え？……勿論です、監督！俺達は絶対勝ちます！勝って世界に行きます!!」
あーあ……
守の言葉が終わると同時に、監督は瞼を開いた。
「お前は何も分かっていない様だな……キャプテンでありながら」
「え？」
「今のままのイナズマジャパンでは、絶対に勝てない。それが分からないお前は…
＿＿＿キャプテン失格だ」
「!!」
監督のありえない台詞に、守の目は大きく見開かれた。
やはり、な……
「ど、どういう事ですか、監督!?」
「今のお前は必要無いという事だ。このチームにはな」
「!!」
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Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» 此方こそだよ！！うん！会える時がくれば、必ず会おう！！私もだよ！大好きって伝えるよ！！ ほんと！？嬉しい…!!うん！例え画面越しでも、蒼乃とは繋がれてるよ！！ (2018年8月30日 22時) (
レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - Vermutさん» そう言ってくれて嬉しいよー！！ネッ友からリア友になりたい……！ｸ会えるときあったら会おうね！絶対！それでその時にも僕は大好き！って伝える！絶対！！僕だってVermutのコメントレスで泣きそうになったよ！会ったことがなくても心で繋がれてるって信じてるよ！！ (2018年8月30日 21時) (レス) id: e3feac7888 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» ううん、蒼乃は優しい！蒼乃のコメント貰って泣きそうになったもん！そっか、蒼乃もか……そうだよね。うん、頑張ろう！勿論、私も蒼乃の事、大好きだよー！！ (2018年8月30日 20時) (レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - Vermutさん» そんなことないよ！うん、Vermutの考え方すっごくわかる。僕もそうだから。お互い自分を好きになれるように頑張っていこう！何回も言ったけど、僕もVermutのこと、大好きだよ！！ (2018年8月30日 18時) (レス) id: e3feac7888 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» ありがとう蒼乃。蒼乃はすっごく優しいね！うーん、でもやっぱり私は、自分を好きになる事は出来ない。私には自慢出来る事が無いから……。でも、蒼乃の言葉、凄く凄く嬉しかった！！そうだね、自分を好きになれるように努力してみるよ！本当にありがとう！大好きだよ！ (2018年8月30日 17時) (レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2018年8月7日 9時
