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Side of Ryuto
『涼、嫌い』
『おい、いきなりなんだよ？！』
ご飯を食べ終わった後
エプロン姿で洗い物をしながら鼻歌を歌う
涼を見てたらなんとなく
さっきのことを思い出した。
自分の部屋に戻って1人になると
ふつふつと湧いてくるもやもやした感情。
『くそ…っ』
八つ当たりで殴った壁が鈍い音を立てる。
Aとあいつとの距離が近づいてくのが
目に見えて分かるから嫌になってく。
�盒桐ヅ諭�
…………いきなり出てきて主人公気取り？
絶対そんなの許さない。
Aの隣は絶対絶対譲らない。
『……………A』
真っ暗な部屋の中、ベッドに身を投げた。
ちらっと見える写真立てには
小さい時に一緒に撮った写真が置いてある。
ふと光り出す携帯を見るとAからのメッセージ。
" お風呂上がったから、窓の鍵開けとくね "
ただの文字の羅列だとしても
彼女が打ったってだけで
自然と笑顔になれるから不思議だと思う。
こんな年になってもこの距離感で
きっと周りは俺たちのことを滑稽だと思うはず。
だけど、それを彼女にだけは
違和感を持って欲しくない。
Aが優しいからこそ続いてる夜で
辞めようとしない俺は
多分その優しさに漬け込んでる。
わかってる。
でも、優しさでいいからそばに居続けてほしい。
「あ、さくちゃん！！いらっしゃ…っ」
コンコン、といつもみたいにノックする窓。
笑顔を向けてくれた彼女を思わず抱き寄せた。
好きだ。
" あの日 " から……ううん、きっともっと前から。
気づかないうちからきっと彼女に恋してる。
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はび - いつもドキドキしながら読ませてもらってます！！(T ^ T)応援しています！頑張ってくださいっ ！！ (2018年6月22日 23時) (
レス) id: 1a6434a690 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - ドキドキしながら読んでます(；＿；)これからも応援してます！ (2018年6月18日 23時) (レス) id: e8d9010515 (このIDを非表示/違反報告)
moema(プロフ) - いつもキュンキュンしながら見てます！これからも頑張ってください！ (2018年5月6日 0時) (レス) id: 43f5e476de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう
| 作成日時：2018年4月25日 22時
