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Side of You
カラカラ、と優斗くんの自転車が音を立てる。
ゆっくりゆっくり私のペースに
合わせてくれてるだけで
きっともう少し彼は歩くのが早いと思う。
『疲れた？？』
「え？ぜ、全然！！楽しかったもん」
さっきの言葉が未だに頭から離れてくれなくて
優斗くんの目を見ることが出来るはずもなく
ただぼーっと歩いていたら顔をのぞき込まれた。
ハッとして首を横に振ると
ならよかった、なんてまたあの笑顔をくれる。
優斗くんとの時間、あっという間だったな。
「あ、………ここ」
『ん、そっか。疲れたでしょ(笑)
今日はゆっくり寝てね』
「うん、ありがとう」
家が見えても言いたくないって思うくらいには
もう少し話してたいなって感じる。
またね、って笑うと優斗くんは私の頭の上で
ぽんぽんと手を弾ませた。
心地いいのは、その仕草に慣れたからかな。
『…………A？』
そんな時後ろから聞こえてきた
耳慣れた低めの声。
振り返るとちょうど部活帰りのさくちゃんがいた。
優斗くんを見るなり不審そうな顔をするから
慌ててさくちゃんの方に駆け寄る。
「あ、えっと…さくちゃん、紹介するね？
この人はたかは………」
『�盒桐ヅ諭�
………よろしく、 " さくちゃん " ？(笑)』
『っ、A以外にその呼び方されたくないんで。
……………中入ろう、A』
「え、ちょ…っ？！」
さくちゃんはなんか雰囲気から尖ってるし
優斗くんも目が笑ってない。
この状況を変えようと思考を巡らせてると
さくちゃんが私の手を掴んで玄関へと足を進める。
まだバイバイも言ってないのに。
そう思って優斗くんの方を見た。
『またね、Aちゃん』
「え、あ…っまたね、優斗くん」
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はび - いつもドキドキしながら読ませてもらってます！！(T ^ T)応援しています！頑張ってくださいっ ！！ (2018年6月22日 23時) (
レス) id: 1a6434a690 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - ドキドキしながら読んでます(；＿；)これからも応援してます！ (2018年6月18日 23時) (レス) id: e8d9010515 (このIDを非表示/違反報告)
moema(プロフ) - いつもキュンキュンしながら見てます！これからも頑張ってください！ (2018年5月6日 0時) (レス) id: 43f5e476de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう
| 作成日時：2018年4月25日 22時
