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とある双子の守護者のみぞ知る。 ページ4
「＿＿の…あの、！大丈夫ですか…？」
「…だ、れ……」
「ぼ、僕はNightmare…君が倒れてたから心配で来たんだけど…あ、ですけど…立てる…？」
「………そう、か。敬語は使わなくていいし、自分で立て…」
ｽﾞｼｬｯ
「へぶｯｯ」
「うわｯ…あー…うん、やっぱり立てないよね…ほら、僕につかまって。」ｸﾞｲｯ
「…」
そのまま私は、綺麗な紫色の瞳を持つ骨に家まで連れていかれ(引きずられ)た。
⁂
「ただいま、Dream。」
「おかえり、兄弟！…って、誰その子！？もしかして誘k…」
「それ言ったら流石に僕も怒るよ？」
「ごめんごめん！分かってるよ、保護したんでしょ？取り敢えず中に上がって！」
「＿＿ところで兄弟、なんでこの子にいっぱい土とか砂がついてるの？」
「えっと…僕力弱いから持てなくて…引きずっちゃった。」
「そ、そうなんだ…ねぇ、もしかして怒ってる？」
「…怒ってないぞ。別に怒るような事でもないしな。」
「わぁ…君は優しいんだね！」
「…私は優しくないさ。治療も、もう十分だ。ありがとう。
もうそろそろ私は出ていくよ。」
「え、まだ…」
「君たちが知らないだけで、私は人殺しなんだよ！！」
嗚呼、怒鳴ってしまった。
怯えるのが目に見える。
折角親切にしてくれたというのに。恩を仇で返した。
最低だな。
「「っ…」」
「…もう、放っておいてくれ。」
皆と仲良くしなさいなんて、誰が言ったんだ？
*
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