今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:377 hit
小|中|大
傷付いた小鳥が逃げ出した。 ページ2
出口に向かって走り続けていると、額に何か充てられた。
___拳銃か。
咄嗟に右に避けると、すぐさま銃声が聞こえた。
「被験体0213。逃げることは許可していないはずだ。今なら何もしないでやる。部屋に戻れ。」
「…出会い頭に拳銃ぶっ放してきた奴の言う事を聞くとでも思っているのか?それなら相当頭が足りないみたいだな。」
「なんだと?」
軽口一つで頭に血が上るのか…研究者だろうが何だろうが、やっぱり人間は変わらないな。
「タヒね!!化け物!!!」
そう言って奴は私をコロそうと斬りかかってくる。
私を化け物にしたのはそっちじゃないのか。
_____私はお前のペットでも、玩具でもない。
いい加減、理解してくれよ。
アイが欲しかっただけなんだ。
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ