24.嫌な思い出 ページ25
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レトルトside
……すごく、頭が痛い
ガンガンと頭を叩かれている様な気分だ
それに、何か考えようとすると気分が悪くなってくる。
明らかに�牴兇琉媼韻任呂覆げ燭��瓩�俺の中に侵食してこようとしているのが分かる
『大丈夫…ら、ね
れ…くん、口…けら、る？』
Aの声がどこかから聞こえる気がした
何を言っているのか所々聞き取れないし、それを返す気力もない
苦しい…
ふと、何かで口を塞がれる
数秒間だったけどすごく心地よくて、
それと同時に液体のようなものが体内に流れ込んできた
すると段々と楽になってきて…それからどうしたんだろう。
『…キミだぁれ？』
「え？」
急に目の前に幼い少女が現れ、俺の方を向いた
「…A？」
そこに居たのは、小さい頃のAだった。
つまりこれは夢、だ。
けど、Aは俺に話しかけた訳じゃなさそうだった
「俺は香坂玲斗、キミのお隣さん！」
後ろから、小さい男の子の声が聞こえた
振り返るとそこには…
小さな頃の俺がいた
どうやらこの2人に俺の存在は見えていないようで、俺を間に挟んでいても何事もないように話し出す。
『れとくん？』
「ちょっとちゃうけど…それでええか！キミ、なんでこんな所に1人でおるん？
この間引っ越してきた子やんな？」
『家に誰もいないからつまんないんだもん』
「ふうん、じゃあ俺と遊ぼうや！うちゲーム機めっちゃあるで！」
『いいの？やりたい！』
「あ、でもおとんとかおかんに言っとかなくて平気？」
『大丈夫だよ！』
「それならええんやけど。じゃあ行こか！
そや、キミの名前聞いてへんかった」
『AA！』
「Aかぁ！よろしくな〜」
レト「あ、待って──」
俺の呼び掛けは虚しく、2人は仲良く手を繋いでマンションの階段をかけあがってしまった。
俺も急いで彼らの後を追う。
こんな昔の記憶に忠実な夢、初めて見たな……
「ここが俺んち！Aの隣！
入ってええよ！」
小3だった俺は、小さいなりにもドアを開けてAを先に中に入らせる。
それから子供の俺が家の中に入るのを見て
俺も後からドアを開けて中に入った。
そこには────
夕焼け空が照るオレンジ色の公園が広がっていた。
少ない遊具の中で、揺れるブランコが嫌でも目に付く。
キィキィと錆びた音を鳴らしながらブランコに乗るのは、先程の光景から1年後のAだった。
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さんご(プロフ) - シャオランさん» わ〜！！嬉しいです😭この小説書いて良かったです！！ぜひぜひ何回も読んでやってください😌❤️コメントありがとうございました！！ (2022年4月30日 19時) (
レス) id: 435cdb899d (このIDを非表示/違反報告)
シャオラン(プロフ) - 今まで読んだ中で1番好きな小説です！もう1回読みたいと思わせるような小説で、画像などのクオリティが凄すぎてもうこれをゲームとしてプレイしたいとまでなりました！！素敵な小説ありがとうございます。 (2022年4月18日 17時) (レス) @page44 id: 3b3e01edc0 (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - にこりさん» 嬉しいですありがとうございます；−；画像頑張った甲斐がありました！他の作品も読んでくださってるとの事なので、これからも頑張ります！ (2021年9月18日 12時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
にこり(プロフ) - こういうタイプの小説初めて読みました！画像とか凝ってて面白かったです。他の作品も読んでいます素敵な作品をありがとうございました！ (2021年9月18日 8時) (レス) id: 77e29caa07 (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - sugarさん» ありがとうございます！楽しんでいただけたなら嬉しいです(*´ `*) (2021年9月3日 10時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
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