【特徴】 ページ2
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署に戻り、隣り合わせになっている私とレトルトさんのデスクに並べられたのは清川という男に関しての情報が書かれた紙だった
「清川の本名は“清川 拓哉”で年齢は25〜35の間だと予想
かけられた容疑はクスリ、違法カジノ、暴行、殺人関与…分かってるのはそんな所だよ」
レトルトさんは書類を見せながら私にそう説明してくれた。
容疑の内容が頭がクラクラするものばかりで、同時に警官としての正義感も湧いてきてしまう
『容姿や事務所については分かってないんですか？
そうなると
「あぁ、そこが難点なんや」
『じゃあどうする予定なんです？』
「俺らが清川らしきやつを見つけて容姿を確認する」
『事務所も出没場所も分かってないのに…ですか？』
「そ、ほんまに1から清川を見つける…ていっても潜入する場所の目星はつけてある」
レトルトさんが次に見せてくれたのは1枚の地図。
細かい地図の中央にマルが付けてあるけど…どこだろう、ここ
「ここは清川がオーナーだと噂の裏カジノ、Aにはここに行ってもらうつもりや
もしそれらしき人が絞れなかったとしたらまた仕切り直す」
『裏カジノ……オーナーってことは毎回現れるわけじゃないですよね』
「あぁ、しかも“噂”に過ぎないからなぁ」
彼はのほほんとした雰囲気を出しながらもそんなことを言った
これなら成功した時に昇格する理由が明確にわかる
何がなんでも難易度が高すぎるからだ。
『こういう所って入口にSPなんかがいそうですけど…』
「それに関しては平気
このカジノに入る時はある招待状が必要らしいんだけど、うっしーが用意してくれるって」
『
「やっぱマトリやってるからこういう所には詳しいんやろな」
『蔓延ってそうですもんね、クスリ』
「実際ヤクザ達に勧められても断ってね？キレられても絶対吸っちゃダメやからな」
『もちろんです、そんな理由で牛沢さんにお世話になることはありませんから』
「はは、Aの言葉は信じられるわ
じゃ、巡査部長に話に行こか」
私は書類をまとめてこちらに背を向けるレトルトさんを追い、巡査部長のいる部屋へと向かった
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さんご(プロフ) - 恋のぼりさん» ありがとうございます〜！久々に更新させていただきました…(笑)最新話も楽しんでいただけたら嬉しいです💓 (2022年11月12日 17時) (
レス) id: 435cdb899d (このIDを非表示/違反報告)
恋のぼり(プロフ) - わわ〜こちらの小説も面白そうです、というか既に面白いですこういう話大好きです！続き楽しみにしてます😌🙏🏻 (2022年11月12日 8時) (レス) @page5 id: 2bc7b134a4 (このIDを非表示/違反報告)
さんご(プロフ) - ふく。さん» ふく。さんコメントありがとうございます〜！💕そうなんです初の警察ものです！ぜひこれからの展開も楽しんで読んでくれたら嬉しいです😊 (2021年12月13日 20時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
ふく。(プロフ) - さんごさんの新しい作品…待ってました！今回は警察ものなんですね！ヤクザの頭が清川…？これ聞いただけでドタイプの作品です！楽しみに待ってます！ (2021年12月13日 7時) (レス) @page1 id: d54700e41e (このIDを非表示/違反報告)
さんご(プロフ) - いりやさん» 1コメありがとうございます！！❤️💕警察もの大好きなんですか！よかった〜！久々にrtさんもメインキャラにしてみました！(笑)頑張ります💪 (2021年12月13日 5時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
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