#13 ページ14
『じゃあ、4人はグループで戦ってるんだ
他のゲームみたいに
グループVSグループ
ソロVSソロ
とかじゃないんだね』
レト「そやで、だから俺らもソロの奴らと戦うこともよくあるんやで
やっぱりソロの人は降参したり負けたりするのが早いから不利なんよな
降参すると経験値いくつか持ってかれるし」
経験値
それは聞かずもがな戦って勝つ時に得られる
レベルを上げるアレだろう。
レトルト先輩はタンタンと軽快にスマホに指をなぞらせた
レト「見て」
私が色々と考え事を始めようかと思っていると
先程レトルト先輩が弄っていたであろうスマホを目の前に差し出された
そこには
1位:Superman(スーパーマン)
1位:usizawa
1位:gachman
1位:華声大臣
と、同率1位が4人いるラブデスゲームのランキングが記されていた
『これ、まさか……』
牛「そのまさか、だぜ」
レト「キル数、獲得ポイント、獲得経験値とか諸々を総合したユーザーランキングだよ」
キヨ「俺ら4人がずっとトップなんだよ」
本能が、私に教えてくれた
ホントに来ちゃだめな界隈だったってこと
だって
それって
2万人以上のユーザーの中で1番人を殺してる人達
という事だ。
ガ「……怖い？」
私が顔を伏せていると、入間先生が悲しそうに私の顔を覗いてきた
私は首を横に振ろうとするも、
本心は彼らを拒否しそうになっていたため
固まっていることしかできない
ガ「でも……このゲームは退会出来ないんだよ、A
そりゃ俺らだって出来るものならAをこのゲームに関わらせたくなかったさ」
入間先生が私に語り掛けてくれる中
キヨくんはじっと私を見つめていた
レトルト先輩は浅く目をそらす
牛沢さんは何か考える素振りを見せた
『私が、自分からここに関わっちゃったから……
すみません……』
キヨ「俺らが先に久保田を止めらんなかったのがわりぃから」
『でもキヨくんは、私に忠告してくれてたよね……？』
ガ「はい、話広がる前にストップ！
入っちゃったもんは仕方ない！
だから俺らがいるんだよ、A」
ガッチさんは謝り合戦になる寸前だった私とキヨくんの間に割って入った
『それって──』
ガ「この俺らと レト「俺らと一緒のグループ入ろってことやで！」
ガ「ちょっとレトさんそれ俺のセリフ！かっこいいやつ！」
このトップの4人が
足でまといであろう私のために…？
何故か溢れてきた涙を抑えると、4人は笑って私の背をさすってくれた
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さんご。(プロフ) - 花牟禮さん» わー！ありがとうございます！たくさんのお褒めの言葉嬉しすぎます；−；もう、ものすんごい糧になります！！なかなか更新できず申し訳ありませんがなるべく早く書きますのでこれからもよろしくお願いします！ (2021年9月1日 18時) (
レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
花牟禮(プロフ) - 初コメです♪各実況者さんの特徴が文字から伝わり、ついのめり込んでしまいます…やはり文才のある方は素敵ですね！愉しみを提供して頂いているのに此方には表現力がなく感謝をお伝えしきれず申し訳無いですが、少しでも糧になっていれば幸いです（><） (2021年9月1日 15時) (レス) id: 9856f2c98c (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - たまごアイスさん» 私自身、皆さんに設定がきちんと伝わっているか不安だったのでこのコメほんとに嬉しいです(><)更にお褒めの言葉までありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年8月4日 20時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
たまごアイス(プロフ) - コメント失礼します。 設定がすごく細かい上に恋愛要素もしっかりあって文章も分かりやすくて面白くて一気読みしてしまいました！更新楽しみにしています！ (2021年8月4日 15時) (レス) id: 84c9dfda6b (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - いりやさん» ありがとうございます、、、！嬉しいです！^^私もこの小説は書くのすごく楽しいのでなるべく早く更新できるよう頑張ります！ (2021年8月3日 8時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
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