XXXXXV ページ19
side高峯翠
鉄虎くんの説明を聞くと椚先生は額を抑えて溜め息を吐いた。
地味に指の隙間から見える額に青筋立ってるように見えるのは気のせいだと思いたい…
「あの…椚先生？」
「まっったく合っていません。仕事を押し付けていた？人と関わるのが苦手だから色々なユニットに行けないだけで一部のユニットのプロデュースをやっていましたよ、夜遅くまで起きてプロデュースの勉強までして。
この学校にAが来たのは私や佐賀美先生が誘ったからで、自分から転校を望んだのでは無いです。男目当てなのはむしろ藻部さんの方では？」(のんぶれす)
「「「ｱｯﾊｲ…」」」
えっ、怖いんだけど…
なんであんだけの言葉一息で言えるのか意味がわからない…
「Aはとても優しい子ですよ。ただ人とコミュニケーションをとるのが苦手なんです。」
「人見知りでござるか？」
「それもあります。けど、一番は夢ノ咲に来る前いじめられてたからです。」
「いじめ…」
「はい。そのせいでAは何回も転校を繰り返しています。」
『それでも毎回いじめられてしまったんです。Aは何も悪くないのに…』と、椚先生が目をふせながら言うと、隣に座ってた二人が立ち上がった。
「あきやーんA連れて来「「すみませんでした(っス)！！！」」なにしてんだ…」
「ど、土下座…」
「佐賀美先生、ありがとうございます。職員室で土下座しないでください…ほら、南雲君と仙石君、立ってください。」
「で、でも俺…椚さんは何も悪くないのに病院まで姫華先輩についてって椚さんに酷いこと言ったっス…！本当にごめんなさいっス！！」
そう言うと、椚先生の雰囲気がとても冷たいものに変わった。
「あの場にいたんですか…」
「えっ、」
「あの日、貴方たちが病院に来なければ…」
ヤバそうな雰囲気を察知して、佐賀美先生が止めに入った。そのおかげで少し落ち着いたようだ。
「謝って許されることじゃないのはわかってるっス…それでも謝らせてください。」
「拙者も、噂に流されて椚さんを傷つけたでござる…ごめんなさい。」
「私じゃなくてAに謝ってください。」
鉄虎くんと忍くんは椚さんの前に立って頭を下げていた。
「ぃ、ぃょ…」
「今…」
微かに椚さんの口が動いて、その口は弧を描いていた。
椚先生と佐賀美先生は2度見して椚さんに詰め寄っている。
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水無月のぞみ - 悪女は潰すべきでしょう！ (2022年5月2日 13時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - こういうお話大好きです！頑張ってください！応援してます！ (2021年3月8日 12時) (レス) id: a69e2af4db (このIDを非表示/違反報告)
Dhite(プロフ) - アニメ大好き！九喇嘛朱雀♪さん» 悪女終了のお知らせってwwコメントありがとうございますw頑張りたいと思います！！w (2020年4月16日 14時) (レス) id: cf42cd01f7 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き！九喇嘛朱雀♪ - 私的にはぶっ潰したいです！悪女終了のお知らせ出して欲しい←こんなご時世ですが！更新頑張ってください！応援しています！^∀^ (2020年4月16日 10時) (レス) id: cca3220680 (このIDを非表示/違反報告)
Dhite(プロフ) - レオぴが尊いさん» わぁ、ありがとうございますっ！潰す…いいかも(ニヤ)貴方も体調に気をつけてくださいねニコッ (2020年4月14日 14時) (レス) id: cf42cd01f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dhite x他1人 | 作成日時：2020年1月26日 17時
