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『…今までどこにいたんだ。』
彼の手が震えていた
私は彼を抱きしめ返した
「ごめんなさい。ドラコ。逢いたかったわ。」
彼は何度も私を確認するようにキスを重ねた
2人とも雨に打たれていることを忘れるくらい
深く長いキスを求めた
どれくらいたっただろう
ようやく唇を離し
お互い見つめあった
「…貴方をまた1人にしてごめんなさい。」
罪悪感から彼に謝ったが
彼は微笑みながら私の手を握った
『君の嘘も、もう聞き飽きた。』
「…ごめんなさい…」
『僕は君に言ったはずだ。
僕からは逃げられないって。
だから本当に逃げられないようにしようと思ったんだ。』
ドラコは胸ポケットから小さな箱を取りだし
私の目の前で蓋を開けた
「…ドラコこれって…。」
そこにはダイヤモンドの指輪が収められていた
『僕をこんなに待たせたんだ。
もちろん。受け取ってくれるよな？』
「…私はあなたを1人にしたのよ。」
『あぁ。でもこうしてまた会えた。』
「あなたと私の子供を助けられなかった。」
『僕もあの子を守ってやれなかった。』
「貴方にたくさんの嘘をついたわ。」
『君は…何が言いたいんだ。』
「貴方の隣に立つ資格が私にはあるのかしら。」
『僕は…僕は自らの保身のために死喰い人になる選択をした。
君は沢山の人たちの幸せの為にやつを倒すと決めた。
…僕の方が君の隣に立っては行けないのかもしれない。』
「そんなこと…」
『でも僕はAを愛しているんだ。
それだけは何年経とうが変わらない。
例え君が他の人になびくことがあっても。
僕は何度でも君を振り向かせてみせる。
僕の隣に君以外の女性はありえないんだ。』
「ドラコ…。」
『だからどうかこんな僕と結婚して欲しい。』
「…私もドラコ以外ありえないわ。」
『…それはOKってことでいいのか？』
「もちろんよ。今まで待っていてくれてありがとう。」
『愛してる。A。』
「私も…愛しているわ。ドラコ。」
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Debugon(プロフ) - あーちゃんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(´TωT｀)そして最後まで読んでいただきありがとうございます( *´꒳`*)また新しい作品を書いているので良かったら覗きに来てください！ (2022年2月16日 18時) (
レス) id: 3073debd3a (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - ドラコの作品をたくさん読んできましたがら最も感情が溢れだしました！これからも楽しみにしています！ (2022年2月16日 16時) (レス) @page24 id: 534548cafa (このIDを非表示/違反報告)
Debugon(プロフ) - sakihamu87さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも頑張ります！初めて言われてとても感動です(´TωT｀) (2022年1月7日 22時) (レス) id: 3073debd3a (このIDを非表示/違反報告)
sakihamu87(プロフ) - 今までに読んできたドラコの作品の中で1番面白いです！！！続き待ってます！ (2022年1月7日 9時) (レス) @page3 id: b82aa09454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でぶごん x他1人 | 作成日時：2022年1月4日 20時
