今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:1,160 hit
小|中|大
32 ページ33
「り"い"ぬ"ぅ"ぅ"う"!!!」
「なんだよ朝からぁ」
「どうししようっ、しぬっ、絶対しぬぅ…!」
「そんなんで死なないよ」
今日はテスト返しの日
どうやら彼は自信がない…というよりかはもう結果は見えているも同然らしい。
相当焦っているご様子
「ねぇぇ、りいぬはどうでしたぁ?手応え…」
「んー…まぁまぁってとこかな。良くはなさそう」
「りいぬの良くなさそうはもう信じません!!絶対高得点だもん…」
ふてくされたように頭を垂れて机に突っ伏す彼。
普段こんな仕草見せないからきゅんとくる。
「うぃー、今からテスト返してくぞー」
「うわぁぁ…っ、地獄のはじまりだ…」
でもこれが終わったら夏休みだ…だとか、彼が机に頭を預けたままボソボソ呟いている。
先のことを考えるのは得意な彼でした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:甘党。 | 作成日時:2023年5月15日 10時