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さとみくんは信じられない程の速さで走っていってしまった。

さすが体育系男子。

「さとみくんが忘れ物なんて珍しいですね、しっかりしてるのに」

「そ、そうだねぇ〜?」

でも多分、彼は忘れ物なんかしていない。

また俺に気を使ってくれたんだ。

彼はどんだけ優しいんだろう…。

「じゃあ、先に行こうか」

「そうですね。…あれ、りいぬ、んふっ」

「へ…?なに…??」

「口にご飯粒ついてますよ?とってあげる」

「え、まじ!?ごめんありがとう〜!」

高校生なのに…恥ずかしい。

ペロッ

「ひゃッ!?」

びっくりしたぁ…。

急に舐めてくるもんだから、身体が反応してしまう。

「なぁに、その声…喘ぎました?」

「あ、喘い…!?」

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設定タグ:すとぷり , BL , 妄想   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:甘党。 | 作成日時:2023年5月15日 10時

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