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「るぅとくん、です」
ふたりの圧に負けて、白状してしまった。
「へぇ〜!るぅとくんねぇ。かっこいいって評判だよ」
さすがるぅとくん、先輩にも後輩にも慕われるんだなぁ。
「結構モテるん?」
「モテモテですよぉ…」
「それで嫉妬しちゃってるんかぁ。青春しとるなぁ」
ジェル先輩が遠い目をする。
いや、貴方は経験豊富でしょ。
「じゃあさ!思い切って夏祭りに誘ってみたら?」
「お!それいいやん!」
「ええ!?む、無理ですよ…」
誘うだなんて…俺には無理だ。
「良い思い出になると思うよ。勇気出してみよう、りいぬくん」
「そうやで!俺ら応援しとくわ!」
優しくアドバイスをくれた。
心から応援してくれてる。
「誘って、みようかな…」
「うんうん!がんばれ、りいぬくん!」
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作者名:甘党。 | 作成日時:2023年5月15日 10時