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。Aside
「そりゃ名案だねェ」
与謝野さんも楽しそうに声を弾ませた。
「あたしらでアンタを今の倍以上に可愛くしてあげようじゃないか」
「私もついて行っていいの?」
鏡花ちゃんが控えめに尋ねてきた。
「勿論!どうせなら、鏡花ちゃんの分も!選んで差し上げますわ!」
ナオミちゃんは久しぶりに女子会ですわね!とニコニコ笑った。鏡花ちゃんは敦くんに視線を送ると、彼は「行っておいで」と笑顔で返した。鏡花ちゃんも嬉しそうに頷いていた。
……大天使しかいない…………私ってば本当に職場に恵まれた……社長と社長との出会いに感謝しかない。
治はというと、突如繰り広げられた女子会トークに置いてけぼりにされていた。
「……今回、私の出番はなさそうだね。」
「あはは、そんなことないよ。結婚式当日はよろしくね。」
治は一瞬固まって視線を逸らすと、また戻してこう言った。
「エスコートは任せて。」
うっ……わ。
は、破壊力が、凄い。
自然と熱が顔に集まってくる。
「Aさん、顔赤いですよ」
敦くんにコソッと言われる。
「し、知ってる……」
「それじゃア国木田!そういうことだから!」
与謝野さんが私の腕をぐい、と引っ張って探偵社の出入口扉に向かっていく。
「は、はぁ?今から行くのか?!」
「ランチでも食べてから帰ってくるよ」
「私、中華街行きたい。」
「お兄様、行ってきますわね♡チュッ♡」
「えっ、え、ち、ちょ待っ」
バタン
残された探偵社の男共は嵐のように過ぎ去った女子メンバーの遠くなっていく声を聞くことしかできなかった。
「き、気をつけるんだぞ〜…」
最後に弱々しく放たれたのは、谷崎兄の気遣いの言葉だけだった。
。
「A、これなんかどうだい?」
「スカート丈短すぎます無理です」
「鏡花ちゃんもこれとか!」
「か、可愛いけど……私……」
「大丈夫大丈夫♡」「いいから着てみな♡」
(ぐぅ、、強制的に試着させられまくる……!!!)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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くすみぴんく(プロフ) - アオイさん» コメントありがとうございます!!誤字は修正しておきます!!学パロもまたやりますね!! (2020年8月15日 19時) (レス) id: 9ac576d24a (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - すみません、書き忘れです!学パロ面白いので、またやってください! (2020年8月4日 0時) (レス) id: 64807526c9 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 突然失礼します!楽しく読んでいます!あの・・・3話くらいのところで、敦君、賢治君の字が間違ってます!それだけです。失礼しました! (2020年8月4日 0時) (レス) id: 64807526c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃい。 | 作成日時:2020年7月10日 7時