"探偵社員でも恋をする__。"【文スト】※ゆるゆるラブコメディ夢小説。

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「…？つまり仕事しながらお茶飲む時もある、と。そして仕事をする時もある、と。」


「………んまぁそういうことだね。それより早く行こうではないか。私は喉がカラカラだよ。」


「あ、そうですね、行きましょう。」




2人は談笑しながら給水室へと出ていった。




「太宰さん、どうしたんでしょうねぇ…」



閉められた扉を見つめながら、敦が言った。



「元々仕事なんかサボりがちな奴だったけど、な〜んか悪化したような気がするよ」



「んー、確かに。それに以前はパソコンの前にすら座ってなかったのに今は席に座ってパソコンを閉じてサボってるんだからタチが悪いですよね〜」



「本当だな。はあ、どうしたものか…。」





ガタッ


谷崎の妹、ナオミが席から立ち上がり、何やら、兄である谷崎と与謝野さんを呼び出した。



しばらくすると、谷崎と与謝野さんの「あぁ〜〜！」という声が揃って聞こえた。




するとナオミは咳払いを一つして
残された探偵社員達に言った。





「皆様、よく聞いてください！」





やれやれ、これから何が始まるというのか。




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