番外編 裏の社会のヤツら ページ4
「いーざーやーくーん。あーそーびーまーしょ！！！！」
空中を舞っていると、文字面とは正反対にどす黒い声音で叫ぶ声が聞こえた。
そして下から降ってくる自販機。
「……え？」
それは明らかに臨也さん目掛けて飛んできていた。
1度何かのビルの屋上に止まり、下を見る。
そこにはバーテンダー姿の金髪グラサンの男がいた。
そしてその男の背中には道路標識。
「……異能力？」
臨「残念、これが異能力じゃないんだよねえ。
俺がこの世で最も大っ嫌いな人だよ……いや、怪物か」
顔を見るに、本当にグラサン男が嫌いな様子だった。
思春期特有の照れ隠しとかじゃそんなんじゃなくて。
そもそも人間大好きな臨也さんが人間を嫌うなんておかしいもの。
男「ほら降りてこいよ臨也ぁ！！！！」
臨「彼の名前は平和島静雄。人間離れした肉体を有しているんだ。
ほんっと静ちゃんだけは無理」
「嫌いな割に静ちゃんとか呼んでるんですね。
萌える」
臨「え」
中「悪ぃな、通常運転だから気にしないでやってくれ」
太「見た目に反して中身はトンデモ野郎なのだよ、多めに見てあげて」
端正な顔を歪めた臨也さんを立て直す2人。泣くぞ私。
臨「ごめんねー静ちゃん。今君に構っている暇はないんだ。生憎俺はお客さんを案内してるからね。
ばいばーい」
明るい声で、まるで挑発しているように平和島静雄に声をかけた。
そして平和島静雄は自販機を最後に1発投げて舌打ちをしどこかへ行った。
それからまた数分、やっと臨也さんの事務所についた。
事務所に入らせて頂くと臨也さんはお茶入れてくるよ、と言って部屋を出た。
事務所で待っていると目に付いた美人なお姉さん。
「うお、あのお姉さんめっちゃ好み。胸分けて欲しいんだけど」
太「いい加減引くよ？」
中「こればかりは太宰に賛成」
「もうまじで泣くからな」
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イェル - パスワードってなんですかね？最初から読みたいんですけど分からなくて…良ければ教えてください (2022年6月20日 22時) (
レス) id: 87c69ae26c (このIDを非表示/違反報告)
オムライス(プロフ) - パスワードにしてくれると嬉しいです。この作品がいちばんのお気に入りで大好きなので…よろしくお願いします！ (2020年3月22日 21時) (レス) id: 8c1b28c023 (このIDを非表示/違反報告)
カイン(プロフ) - この作品が大好きなので、パスワードにしてください！お願いします！ (2020年3月21日 3時) (レス) id: 12e3378c39 (このIDを非表示/違反報告)
ホノルル(プロフ) - この作品とても好きなので、パスワードでお願いします。 (2020年3月20日 11時) (レス) id: c6b2fadcde (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - わ、わ、すごく、大好きな作品なので、パスワードでお願いしたいです。 (2020年3月3日 21時) (レス) id: 4c1c671906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結鶴 | 作成日時：2019年2月22日 18時
