第215話 本気の時間 ページ22
まさに、激戦。激闘。そんな、言葉がしっくりくるタイマン勝負だ。
やべぇこれ少年漫画みたい。興奮する。
「ね、殺せんせー、私あれに入ってい」
「A」
「私殺せんせーに聞いたのに!!!」
するとパアン!!!!と大きな音が聞こえた。
渚君が猫騙しを使ったのだ。
「業君…舌を噛んで気絶を防いだ……
凄い…本能で防御したんだ……」
渚君は持っていたナイフを業君に向けた。
それも、飛びっきりの殺意を凝縮させたナイフを。
しかし渚君はそのナイフを捨てた。
そこで動揺した業君の一瞬の隙をつき、渚君が業君に飛びかかる。
「肩固め…!!」
寺坂君がそう呟いた。格闘技とかの技だ。
それはとても綺麗に決まっていて、業君が気絶するのも時間の問題だった。
ジタバタと暴れ、渚君から抜け出そうとする業君。
その業君の手に、ナイフが触れた。
「カルマのナイフが!!」
「不運…!!……あんなに近くに落ちてるなんて……」
木村君と片岡ちゃんがそう嘆いた時、業君の動きが止まった。
そしてナイフを離し、渚君の背中に手を持っていく。
「ギブ、降参、俺の負けだよ渚」
そんな業君の声が聞こえた。
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イェル - パスワードってなんですかね?最初から読みたいんですけど分からなくて…良ければ教えてください (2022年6月20日 22時) (レス) id: 87c69ae26c (このIDを非表示/違反報告)
オムライス(プロフ) - パスワードにしてくれると嬉しいです。この作品がいちばんのお気に入りで大好きなので…よろしくお願いします! (2020年3月22日 21時) (レス) id: 8c1b28c023 (このIDを非表示/違反報告)
カイン(プロフ) - この作品が大好きなので、パスワードにしてください!お願いします! (2020年3月21日 3時) (レス) id: 12e3378c39 (このIDを非表示/違反報告)
ホノルル(プロフ) - この作品とても好きなので、パスワードでお願いします。 (2020年3月20日 11時) (レス) id: c6b2fadcde (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - わ、わ、すごく、大好きな作品なので、パスワードでお願いしたいです。 (2020年3月3日 21時) (レス) id: 4c1c671906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結鶴 | 作成日時:2019年2月22日 18時