トラウマ系男子は情報屋【男主】【文スト】

14、中也に脅迫されたら断れる人って少ない(( ページ17

Aside



中也からのケェキの最後の苺を頬張っていたら、


中｢悪ぃ、遅くなった。｣


例の幹部さんの電話が終わったらしい。
発言に適当に返事しつつ、俺の頭の中は｢この皿に付いたクリームをどれほど綺麗に取るか｣と云う事で頭がいっぱいだった((
ケェキのクリームをかき集めていたら中也が尋ねてきた。


中｢なぁ、俺はお前が飯を食わないから無理矢理にでも食わせる為此処に来たンだが…あれだ、飯の材料、俺ん家だから…俺ん家だ行こうぜ｣

『えー、でも母さん寝てるし此処に居たいなぁ…あ！此処で何も食べずに騒ごう！』←

中｢おい((手前ェの母さんは寝てるんだ、寧ろ此処で騒いだら迷惑だろ。｣


引く様子の無い中也。
正論過ぎて言い返せない俺←


『で、でも留守にしたら母さんに悪いし…』

中｢…そう云えば俺ん家の近くに最近オープンした西洋菓子屋(ケェキ屋)が美味いと評判らしいなァー｣

『ﾋﾟｸｯ』

中｢母さんのお土産とかにしたらめっちゃ喜ばれるンじゃねェかなァー??｣

『ぐっ、』

中｢……饅頭茶漬け｣ﾎﾞｿｯ

『判ったから！行く、行くよ！狡い大人め…！』

中｢うっし、じゃあ行くか｣ﾆｶｯ


俺は中也に説得…と云う名の脅迫みたいな物を聞かされて、素直…厭厭外に向かう事になった。

…だって。
外は眩しから仕事以外で出たくない…ｳｯﾒｶﾞ

15、→←番外編！…みたいなの。

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