【文豪ストレイドッグス】生きるって...何ですか？３

107話 ページ14

夢野side




夢「其れで探してる人って誰なの？」


数珠丸さんが探している人の特徴を知らない為聞いてみた



数「紺野殿です...頭巾を被っている方です」



え、紺野ってAお姉ちゃんの苗字だよね？...数珠丸さんとお姉ちゃんって知り合いなのかな？




夢「お姉ちゃんなら地下で眠ってるから案内するね！」


地下で眠ってると言ったから数珠丸さんの肩がﾋﾟｸｯ...と動いたのを見逃さなかった


夢「一応言っておくけど...ちゃんとお姉ちゃんの部屋は有るからね？


...地下は僕が過ごしている場所だよ」



お姉ちゃんは地下で過ごして無いって言ったのに如何して悲しそうな顔をするのかな？



数「...何故、地下で過ごして居るのですか？」



う〜ん...そう言われてもなぁ...


夢「僕の異能力が原因だからだよ。...僕だってこんな異能力 欲しく無かった

...そんな事を言っても僕は暴走した異能力でポートマフィアの部下を殺しちゃったから」



夢「要は僕の異能が危険だから地下に幽閉されているだけなんだ

...お姉ちゃんとの出会いは其の瞬間だったんだよ」


夢「はい、之で僕の話とお姉ちゃんとの出会いはお終い！」



夢「数珠丸さんは何処でお姉ちゃんと知り合ったの？」



僕は数珠丸さんとお姉ちゃんが何処で知り合って何を話したのかも知りたかった


数「そうですね...私も久作殿と同じで首や手首、足首に加えて目元も布で隠されて...

他の仲間達から隔離された一室の部屋に閉じ込められて居ました。


誰も見付けられなかったあの部屋を紺野殿が見付けて私を助けてくれたのです」



.珠丸さんも僕と同じで閉じ込められてたんだ...でも理由は何だろう...



夢「...理由は何だったの？」


数「"私だけの数珠丸、私だけが触れて良い...誰にも触れさせない...私だけの..."でした」

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