ほわいとらんぺいじ。3

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陸 side









たまに分からなくなる、自分は本当に樹のことを好きなのかって。



だって本気で好きな人に痣を作るなんて…そんなこと、普通するだろうか。





今日も、樹が北ちゃんと話しているのを見ているだけで脳内で樹の肩を掴む自分が簡単に想像できてしまって。










北「…樹があまり笑わなくなったの、何でだと思います？」



「え？」



北「だから、…見て下さい、樹のこと」







若干俯いていた俺に話しかけてきた北ちゃん。





樹の方を見ると机をぼーっと眺めていた。



…樹は一体何を考えてるんだろう。







北「可笑しいと思いませんか？…最近、話しかけても何かに怯えてる感じがして」



「…そう、かな」



北「陸さんは気付いてないかもしれないですけど…」







北ちゃんは、というかメンバーも誰も俺と樹が付き合ってることを知らない。



言った方がいいのかもしれないけど、万が一のことを考えて言わないでおこうと2人で決めたんだ。







「……俺のせい、かもね」



北「え？」



「…いや、何でもない」



北「そう、ですか…」







ぽつりと呟いた言葉を北ちゃんに聞かれていたとしても、聞かれていなかったとしても。





きっとこの先永遠に、俺は樹を嫌になるくらい愛してしまうんだろう。










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マシュマロでのリクエスト、陸さんの愛が強めのお話でした。

最近はこのような少しシリアスなお話がお気に入りです。←





後日談はTwitter(@ldh_gr_d)まで。

今回は後日談と裏話(解説)をあげます！



陸さんと樹さん以外にも、とあるメンバーが出てきますので是非。







そしてそして、ついにこの作品が3まで移行しました！

ここまでこれたのは本当に皆様のおかげです…！



音沙汰が無かった時期がありましたが、変わらず私の作品を愛して下さっている皆様、本当にありがとうございます！





これからも精一杯頑張っていきますので宜しくお願い致します。

リクエストも受付中なので、読みたいお話があれば(書くのは随分と先になってしまいますが)是非コメント欄やTwitterのマシュマロにて送って下さい。

(作者を勇気付けるためにも、少しでもこの作品を面白いと思った方は是非評価やコメント等お願い致します…！)





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