モテたいとは言ったがそれは望んでいないよ【忍たま乱太郎】【山田利吉】 (ページ2)

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2話ページ2

『ちょっとどころじゃなくて…もう別人になってません？』

自分の頬をサワサワと触り今まであった脂肪がないことに少し泣きそうになってきた

嬉しさよりも自分がこんなに痩せてしまったことの方が恐怖に近いから、素直に喜べずにいる。

「でも驚きましたｱ。Aさんだったんですねえ、」
「あんまり変わってないと思うけど…昔も今もAさんは素敵だよ」

やっぱり土井先生は素敵だ、前と変わらずに接してくれる。

『土井先生…！ありがとうございます。よしっ！小松田くん。仕事をしに行こう』
「はい〜。…あっ。今日は利吉さんが来る日ですね」

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小松田くんは、外の仕事に行ったので、私は中の仕事をすることになった。

もうお夕飯時なので、ゾロゾロと忍たまたちが食堂に集まってきている

『A定食ですね！はい』

みんながなぜか私をみている気がするが、気のせいだろう。

「あっ、利吉さん！」

利吉…？乱太郎くんが言っているが、この私をみてどう思うのだろうか…？「ちょっと痩せたんじゃない？」とか…

「B定食を…って、今日はいないんですねAさんは」

…気づいてない？

『えっと、私がAですよ』

「…え″？A？！？！！！」

利吉くんが驚くのと同時に忍たまの子も何故かみんな驚いていた。

『？どうしたんですか』