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出会い ページ2
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愛ってなんだろう
さっき
高校の頃から付き合ってた人に
あっさり別れを告げられた。
「なんで…」
ここが駅だってことも、
明日がまだ火曜日だってことも、
もうとっくに日付が変わったってことも、
全部忘れて泣きじゃくる私。
頑張ってた毎日が、
すべて無駄になった。
こんなに涙が出るんだって
初めて知った。
それくらい、恥ずかしいくらい、
泣きじゃくった。
「…大丈夫…ですか？」
誰かが、
地面にしゃがみこんでいた私に
手を差し伸べてくれた。
暗くて顔は見えなかったけど…
いい香りの、
私よりずっと背の高い
男の人。
あれは、2012年の夏だった。
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作者名：りんごちゃん | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/arisa-0323kento/
作成日時：2016年8月27日 4時
