玖。 ページ11
「ねぇ、そろそろ起きたら?」
「·······ん」
軽く頬を叩かれ起き上がる。
視界はまだボヤけていたけど、
どんどんピントが合ってくる。
隣を見れば、神威さんがいた。
どうやら私は、寝てしまったらしく、
神威さんは私の事をずっと見ていたようだ。
「もう、俺達と来るって決心、
着いたんだ?」
「·····。あの。
どちらにしろもう降りれない、ですよね?
何か、空飛んでるし。」
私の言葉に神威さんは笑った。
ここは、宙に浮く船の上で。
降りれるはずもない。
そう分かってて聞く神威さん。
もしも私が一緒に行かないって
言ったらどうなってたのだろうか。
「······そろそろかな。」
「ぇ、ちょっ、神威さん?!」
神威さんは独り、そう呟くと部屋を出ていく。
私は、そのあとを必死に追った。
外に出て、風に当たる。
そこには、私の知らない人がいた。
頭をさげて、神威さんの近くにいこうと、
船の先端部分に乗る。
·
·
·
その眼下に広がる光景は、
口では言い表せないほど残酷な物だった。
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絢斗(♀)(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります(´θ`+)σ (2016年1月2日 21時) (レス) id: b9a69b4299 (このIDを非表示/違反報告)
神奈 - 絢斗(♀)さん» そうなんですか!色々と大変だと思いますが、頑張って下さいね!応援してます♪ (2016年1月2日 16時) (レス) id: 735635ae11 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗(♀)(プロフ) - はいっ!今年は、卒業&進学で色々大変そうです´∀`;家の兄もイラストの学校へ…19歳いいな。とかありますね♪皆さんにとって有意義な年になればいいですね (2016年1月1日 23時) (レス) id: 6b42f3887d (このIDを非表示/違反報告)
神奈 - 絢斗(♀)さん» おめでとうございます!何かあるんですか?!少し気になります。これからも頑張りますね。コメ、ありがとうございました! (2016年1月1日 22時) (レス) id: 735635ae11 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗(♀)(プロフ) - あけましておめでとうございます!私にとって大きな年なので´∀`*これからも応援していきますね! (2016年1月1日 0時) (レス) id: b9a69b4299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神奈 | 作成日時:2015年12月5日 19時