第12話「認知」 ページ20
ノヴァside
翌日、私はみんなより早く起きたためまだ寝ている子達を起こすと食堂へ向かった。
それから一人静かに食べていると、前の椅子に誰かが座った。
ジャン「よぉ、昨日扉に頭ぶつけてた奴だよな？」
ノヴァ「…その認知のされ方は心外なんだけど」
ジャン「もう結構有名だぜ？噂にもなってる。初日にやらかした奴がいるってな」
ノヴァ「………」
…初日から違う意味でやらかしたかもしれない。
ジャン「そういえば自己紹介がまだだったな。俺はジャン・キルシュタインだ」
「お前確か…」とジャンが言いかけた時、今度は隣に誰かが座ってきた。
コニー「なぁ！昨日教官に呼び出されてたよな？大丈夫だったのか？」
ノヴァ「………………」
…頼むから掘り返さないでくれ。引きつりそうになりながらもなんとか笑顔をつくる。
ノヴァ「…大丈夫だよ。教官の勘違いだったらしいから」
コニー「へぇ〜、そうなのか。あ、俺はコニー・スプリンガー！よろしくな！」
ノヴァ「知ってるよ。敬礼が逆だった奴」
ニヤリと笑って言えばコニーは恥ずかしそうに顔を赤く染めた。
コニー「なっ！？それは忘れてくれー！！」
私の肩を掴みグラグラと揺らすコニーに私はハハハ〜と笑って流す。
マルコ「僕もここいいかな？」
すると、また誰かがやって来た。特に断る理由もなかったため、「どうぞ」と言えば彼はジャンの隣に座った。
ジャン「そういやお前、昨日名前聞かれてなかったよな？」
ノヴァ「あぁ。私はノヴァ・リトルスだ、よろしく」
マルコ「あ、僕はマルコ・ボット。よろしく！」
一気に3人も増えるとは…。しかしそのきっかけが昨日のあれなのは納得がいかない。
コニー「あ、お前頭大丈夫だったのか？」
ノヴァ「…それは私がバカだって言いたいのかコニー」
ジャン「…ﾌﾞﾌｯ」
コニー「違ぇよ！怪我だよ怪我！」
ノヴァ「オイ今笑ったなジャン」
ジャン「わらっ…笑ってねぇーよ？」
ノヴァ「へぇ…そんなに私の拳を食らいたいのか」
ジャン「は！？違うからな！？」
ノヴァ「問答無用じゃボケぇ！！」
ジャン「うおぉ！？マジで殴ってくる奴があるかぁ！！」
ノヴァ「口答えする気かてめぇ！！」
マルコ「あはは…」
コニー「……なぁ、俺の話は？」
コニーが心配してくれたというのにそっちのけで喧嘩し始めた2人。朝から元気である。
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大福モチ(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！！わわ、嬉しいお言葉…！！精一杯頑張らせていただきます！！更新はマイペースですが、ぜひお付き合いください！ (3月8日 2時) (
レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (3月7日 12時) (レス) @page5 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
大福モチ(プロフ) - キョンシーさん» コメントありがとうございます！！わわ、1番好きって言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです！！！！更新はマイペースですが、よければお付き合いください！ (2月28日 12時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
大福モチ(プロフ) - バナナプリンさん» コメントありがとうございます！！更新マイペースですが楽しんでいただけると嬉しいです！！ (2月28日 12時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
キョンシー(プロフ) - 進撃の巨人の二次創作で１番好きです！更新待ってます！ (1月18日 21時) (レス) @page3 id: 84d2022181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2023年11月29日 22時
