第0話「潜入任務」 ページ6
Aside
リヴァイと共に会議室へ入ると、もう既に全員揃っていた。私達が最後のようだ。
エルヴィン「遅かったな」
A「いや〜、思い出に浸ってたっていうか〜？」
あはは、と首の後ろに手を当てながら笑顔を浮かべる。
リヴァイ「…チッ」
A「あ"ぁ？」
ハンジ「ちょっとちょっと、今から会議だってのにケンカしないでよ〜」
「「るせぇ！！」」
エルヴィン「2人とも落ち着け」
「「……チッ」」
A「………」
リヴァイ「………」
ドカッ、ドカッ、とお互い椅子に座る。しかもクソ最悪なことに隣同士。
ハンジ「(…なんでこの2人を隣にしちゃったんだろう……)」
ピクシス「相変わらず仲がいいのう、そこの2人は」
A「よくねぇよ！！」
私がそう言うとピクシス司令は「それはすまんかった」と笑った。
リヴァイ「……チッ」
ザックレー「…では、始めよう」
なんやかんやあったが、会議が始まった。
会議の内容はというと……
実は前に嫌な予感、胸騒ぎがして「訓練兵団に人類の裏切り者、もしくは壁を壊した張本人が入団してくるのではないか。情報を手に入れるなら兵士として潜入するのが効率がいいのではないか」とかなんとか、私の勘が言っていたからそれを伝えるとこんな大事になってた。
あくまで可能性の一つとしてって話したんですけど、なぜこんなにも大事になっているのでしょうか？？？
エルヴィンとかだけならわかるよ？せめてピクシス司令よ？…なぁのになんでキースさんと、ザックレー総統までいらっしゃるのかなぁ！！？
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【現在公開可能な情報】
No.1《Aの体質》
Aは昔から“嫌な予感”、“胸騒ぎ”、“勘”などを感じることができた。これらは一族が代々受け継いできたものだという。この感覚は生まれた時からあり、生まれつきのものとされている。…しかし、これらは一体なんのためにあるのだろうか。なぜ、彼らヴァレンタイン家だけこのような不思議な力が生まれつきあるのだろうか＿＿＿？
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作者名：大福モチ | 作成日時：2023年10月29日 15時
