予告「“過去”から」 ページ42
……仲良く2人で笑っていたあれはなんだったのかと言いたくなるほど、それからのAとリヴァイはよく喧嘩するようになり、徐々に顔を合わせる度に喧嘩するほどまでになっていった。
ある日のこと。
A「だーかーらぁ、お前が先に言ったんだろ？」
リヴァイ「てめぇが言ったんだろうが」
A「はぁー？私は事実を言ってあげたまでだろぉ？“背が小さくて大変ですねぇ”、ってよぉ」
リヴァイ「…それ以上言ってみろ。てめぇのうなじを削いでやる」
A「ハッ、削いでもらうの間違いだろ？」
リヴァイ「…あ"ぁ？」
A「あ"ぁん？」
ルディ「ちょ、何してんですかAさん！！」
ペトラ「兵長！！落ち着いてください！！」
ハンジ「まーたやってるよ〜、あはは」
エルヴィン「まったく懲りないな…あの2人は」
﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊
また、ある日のこと。
A「いやほんと、お前あれから身長伸びねぇよな〜。逆にすげぇと思うわ」
リヴァイ「口の減らねぇヤツだな。その口二度と開けねぇようにしてやろうか？」
A「悪いねぇ、私の口が正直者でさぁ」
リヴァイ「…殺す」
A「やってみろ」
﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊
またまた、ある日のこと。
A「あれ、リヴァイじゃん。身長縮んだ？あぁ、もともとその身長か」
リヴァイ「遺言はそれだけか」
﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊ ﹊
またまたまた、ある日のこと。
─ドンッ
A「あぁ、すまん。…あれ、子ども？……なんだリヴァイじゃん」
─ドガッ！！
A「い"っっってぇぇぇえぇぇえぇ！！！」
リヴァイ「あぁ、すまねぇな。ちょうど蹴りやすい位置にあったんでな、思わず蹴っちまった」
A「てめぇ…！殺すッ…！！」
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作者名：大福モチ | 作成日時：2023年10月29日 15時
