東卍のNO.3はめちゃ強いⅢ (ページ10)

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NO.101 ページ10

NOside

花垣「マイキー君！！…あの…えっと元気でしたか？」

マイキー「…うん」

花垣「あ…あの…」

マイキー「………」

花垣「あの…(泣)すいません」

マイキー「泣き虫は相変わらずか？」

マイキー「ここにわざわざ呼んだのは頼みがあってね」

花垣「え？頼み？」

マイキー「ここに来て兄貴の事思い出したらさ、色んな思い出が溢れてきて、

ガキの頃は色んな奴らと殴り合って、わかりあって笑いあって、泣いたりして

そうやって東卍は大きくなっていったんだなぁって…懐かしくなっちゃった(ﾆｺ」

花垣「……マイキー君」

　

マイキー「……東卍は変わっちまった」

花垣「……え？」

マイキー「タケミっち…

なんで東卍を出てったんだよ？

一緒にいて欲しかった

兄貴のように叱って欲しかった」

花垣「え？」

マイキー「なんとか一人で頑張ったんだ、でも抑えられなかった

オレがオレでなくなる事を」

花垣「マイキー君…それどういう…」

マイキー「……

東卍を出てくオマエを引き止めようとしたオレにケンチンは…こう言った」

花垣「！」

―回想

ドラケン「やめろマイキー」

マイキー「あ？オレに命令すんのか？テメェ」

三ツ谷「オレもドラケンに賛成だ」

マイキー「三ツ谷…(ﾋﾟｷ」

三ツ谷「あいつはこれからの東卍に向いてない」

2人はマイキーに土下座した

ドラケン「マイキー…オマエの選んだ道は修羅の道だ。オレも三ツ谷もこの先の命オマエに預ける、そう決めた」

三ツ谷「でもねマイキー。タケミっちはオレらの恩人なんだ。オレらみたいになって欲しくない」

ドラケン「アイツを巻き込まないでやってくれ」

―回想終了

花垣「あの二人が…そんな事を…？」

マイキー「ああ、最高の奴らだよな

そんな奴らをオレは殺した」

花垣「…え！？」

マイキー「タケミっち、あの頃の東卍はもういない

アイツらはみんな…みんな、オレが殺した

だから頼む…オマエが終わらせてくれ」

マイキーは銃を投げた

マイキー「オレを殺せ、ここで全て終わらせたいんだ。オレの夢を」

花垣「……な、何言ってんだよ？マイキー君

やめてくださいよ、ワケわかんないですよ

会っていきなり「オレを殺せ」なんて…

オレはマイキー君に会いたかっただけなのに」

そう言ったタケミっちの声は震えていた

マイキー「「会いたかっただけ」…八戒も死に際に同じような事言ってたっけ」