東卍のNO.3はめちゃ強いⅢ (ページ40)

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NO.131 ページ40

Aside

『………(ﾆﾋｯ』

花垣「…っ！(ｿﾞﾜ」

『………』

ﾄﾞｺﾞｯ

ﾄﾞｶﾞｯ

ﾄﾞｶﾞﾝｯ

ﾄﾞｺﾞｯ

千冬を殴り、蹴り続ける

千冬「ｶﾞﾊｯ…

ｱｶﾞｯ…

ｳﾞｯ…」

花垣「(動けねぇ……)」

『…………』

ｽｯ

千冬「A……さん……」

殴ろうと構えて

殴ろうとした瞬間

ｶﾞｼｯ

『！』

腕を掴まれた気がした

『……』

驚きながらも

振り向いた

そこには…

【場地「………」】

圭介がいた

千冬「ば…じ…さん…？」

『……っ』

花垣「…え？場地君…？どこに…？」

【場地「…A…人殺しだけはするな」】

そして、圭介は微笑んで

【場地「千冬を頼むぞ(ﾆｯ」】

すると、圭介は自分の胸に手を当て

優しく叩いた

そして、圭介は消えていった

『………』

自分の胸に手を当ててみると

何か感触を感じて

取り出してみると…

それは……

“あの日”、圭介が私宛に残した

“鍵”のついたネックレスだった

『……っ

………ﾊｯ……ﾊｧﾊｧﾊｧ……』

自分の中にあった黒いモノが

消えていく

『………圭介……助けて……くれたのか、？

………っ………ﾊｯ!………千冬！！』

千冬のもとへ駆け寄り

『………千冬！！』

千冬を支えた

千冬「よかっ…た……Aさん……正気を…取り戻したんですね…」

『……っ…バカ！……なんで飛び出したんだよ…』

千冬「Aさんは……オレが…守るって……約束…したじゃないすか…」

『……え？

…！』

──────────

『……オマエは私が守る』》

千冬「！」

『……圭介にとって大事なものは私が守る』

千冬「……じゃあ、オレはのどかさんを守ります」

『…え？』

千冬「のどかさんだって場地さんにとって大事なものですから(ﾆｺ」

『…！ふふ、そっか』

千冬「はい！」

──────────

『………バカだなぁ…千冬は…

………ありがとな……ごめん…千冬っ』

千冬「Aさんが…無事なら…よかったです」

花垣「千冬！！」

千冬「…タケミっち？」

花垣「大丈夫か！？千冬！！」

千冬「オレは、大丈夫だよ」

『………ごめん、タケミっち

……痛かっただろ？』

花垣「…え？いや、オレも大丈夫っスよ！」

『………そっか』

私はそう言って、立ち上がり

稀咲の方へ向かった