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Aside
孤月を抜き、再び走り出す。そのとき＿＿
───────バチッ
左からビリッとくる刺激。これはトリオン反応。……急に現れた？今まで反応はなかったのに。すると下から何かを感じ、ジャンプして避ける。その瞬間、黒い棘のようなものが現れる。
村上「A！」
A「……」
上を見上げると、人の姿が。
A「……人型ネイバー…。しかもあの角…ブラックトリガーか。鋼、気をつけろ」
村上「！…人型ネイバー」
A「…おいおい、ほんとにフラグ回収しちゃったよ。何やってんだ太刀川」
太刀川『へぇ〜マジで来たのか。俺もそっち行きたいんだが、生憎行けそうにない。頼んだぞ』
A「了解〜」
村上「A、あまり無理するな」
A「……わかってる」
この胸騒ぎ……まさか、コイツに殺されるのか？…この、女のネイバーに。
ミラ「やはり、特殊なトリオン…。隊長、どうしますか？………承知いたしました」
A「……来るぞ」
村上「……あぁ」
右手に孤月を持ち、左手でアステロイドを構える。
A「アステロイド」
女のネイバーに向かって放つ。すると、女のネイバーの前に黒い円形のものが現れる。
A「(シールド…？)」
私が放ったアステロイドはその円形のものに吸い込まれていった。そのとき、後ろからトリオン反応。まさか…！
A「…！！後ろだ！」
村上「！」
後ろから私が放ったアステロイドが出てきて、私たちを襲う。それをシールドで防ぐ。あの黒い円形のやつは……。
A「…ワープか」
村上「ワープ？」
A「恐らくあのネイバーのトリガー。気をつけろ」
村上「了解」
A「(ワープ使いか……少々厄介だな…)」
彼らは知らない
Aの死が、今も刻一刻と迫っていることを
このネイバーとの戦いが、Aの運命を大きく変えることになる＿＿＿
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作者名：大福モチ | 作成日時：2022年11月3日 13時
