後輩命の孤月使いⅡ【WT】 (ページ1)

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【大規模侵攻】ページ1

Aside

迅の予知で近々、大規模侵攻が来るという。正直言えば、それは今日だろう…。嫌な予感がするから。私のサイドエフェクトが…いや待てこれだと迅と同じだからやめよ。そんで今は太刀川とロビーにいる。

A「あ"〜…後輩が可愛すぎる〜…オレの癒しぃ〜。もう、あの子たちがいるだけでその空間が癒されるよね。もはやお花畑だよアレ」

太刀川「お花畑なのはお前の頭」

A「いやそれは認めるけど。てか“頭”を強調すんな」

太刀川「それは認めるんだな(笑)」

A「も〜どうしよ〜…彼らは罪深いよ…存在が罪だよ…あんな純粋な笑顔を向けてくるなんて犯罪だよ、犯罪者だよ」

太刀川「俺はお前が犯罪を犯しそうで心配なんだけど」

A「誰が変態だ！！」

太刀川「言ってねぇよ」

A「そろそろお姉さんの心が持つか心配」

太刀川「そろそろお前の頭が持つか心配」

A「誰が変質者だ！！」

太刀川「だから言ってねぇ」

A「あー後輩ちゃんたちはなぜあんなに可愛いのか論議したい」

太刀川「お前“可愛い”しか言わねぇじゃん」

A「だって可愛いもん」

太刀川「…ははっ」

A「なんだよ」

太刀川「いや〜バカだなぁと思って」

A「あ"ぁ！？バカにバカって言われたくないんだけど！？戦闘バカのくせに！！」

太刀川「はぁ！？俺だってバカにバカって言われたくねぇし！？後輩バカのくせに！！」

A「おーおー、殺るか？殺るよな？殺るってんならとことん殺ってやるよ」

太刀川「へぇ〜おもしろそうじゃん。負けた方昼飯奢りな」

A「ノった。斬り刻んでやるよ、この戦闘狂が」

太刀川「ボロボロにしてやるよ、この後輩厨が」

私たちはランク戦をするためソファから立ち上がり、ブースに向かって歩いていく。

太刀川「泣きついて来ても知らねぇぞ〜」

A「ハッ、ほざけ」

お互いにそう言うと、ニヤッといたずらっ子のような笑みを浮かべ、ブースに入った。