第五十三話 弐 ページ7
『さあ…此処からが勝負所…』
自分で全部周りと言った以上仕方がない
太「早く行こう」
中「ん？なんだ？怖えのか？お化け」
『馬鹿にしないでください。大丈夫ですとも』
太「その割には私の腕離さないね…無理しなくていいのだよ？中也一人でいけるから」
『平気ですが？さあ逝きましょう』
中「……本当に大丈夫か？」
『ええ、逝きましょう』
太「……Aは真ん中にして行こっか」
中「じゃあ…手前が前か？」
太「えー、まあ良いけど。美人さんいるかな〜って痛い痛い！冗談だから！」
『僕の前でナンパしたら一生許しません』
中「女子かよ…」
『あ？』
中「嘘です嘘」
太「うふふ、中也怒られてやんの」
中「うっせえ！早く行け！」
そう言って中に入ると太宰さんが楽しそうに鼻歌を歌い出し
中原さんが辺りをキョロキョロしている
と
「うわああああ」
『うああああああ！？』
太「うわ、吃驚した」
中「痛ッ、あ？なんだあれ」
「一枚…二枚…三枚…四枚…一枚足りない……」
『ぎゃあああ！？』
太「あ、美人」
中「障子に…手形が付いてんな」
『……』
太「こりゃダメだ、開始一分立たずで魂が抜けて逝っちゃってるよ」
中「苦手なんだな…」
「うわああ」
太「へー、井戸から出てきたよ。あ、井戸に落ちたら死ねるかな？」
中「落ちんのは良いけど成仏しろよ」
『はっ、僕とした事が…』
太「あ、日本人形」
『ひっ、そ、其れ位なら平気ですし…』
中「血の涙流しながら髪がこっちきてるぞ」
『嫌だああああ！』
太「ふ、くくく…うふふ」
中「はいはい、もう終わるぞ」
『や、やっと終わる……』
太「そういえば何処かのお化け屋敷に最後足を掴むところあったよね〜」
中「それはそれで嫌だな」
『ぎゃあああ！何か僕の足に！！もうダメだ…』
太「あちゃ、此処もそうだったみたい」
中「……」
そこから十分程気絶してたらしい
違う、寝てただけだ
寝てただけだから！
その後起きた時に写真を撮っていた太宰さんに全備消去させた後じゃんけんで太宰さんご所望のメリーゴーランドへ向かった
というか、乙女だな……
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リュカ(プロフ) - みにゃさん» はい、実際の文豪さんにはいたので今回は取り入れてみました。楽しみにしていてください！！ (2019年3月26日 11時) (
レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
みにゃ(プロフ) - 蘭堂さんに妹がいたんですね！知らなかったです･･･！面白くなりそうで、楽しみです！ (2019年3月26日 10時) (レス) id: 8b5acddc11 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - NO NAMEさん» リクエストありがとうございます！面白い事になりそうですね！ (2019年2月11日 18時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
NO NAME - 梶井さんと実験して夢主が女子になったまま家に帰って太宰さんが人違いして心底惚れたらをお願いします！ (2019年2月11日 18時) (レス) id: 2201290e77 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 蒼さん» リクエストありがとうございます！どちらも出来ますよ！楽しみに待っててくださいね (2019年2月7日 7時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュカ
| 作成日時：2019年2月6日 16時
