す れ 違 い ３ ページ4
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あの時言っちゃダメなことを言おうとした
��やっぱ、北人の方がええんやろ��
でもこれを言うことによって
Aを苦しめ、傷つけるかもしれない
そう思った俺は、発言しようと思った言葉を喉に引っかけ
布団の中へと潜った
『 …行ってきます 』
静かに響いたAの挨拶はとても胸が痛むぐらい声が震えていた
今すぐAを引き止めたいなんて思っても
仕事は仕事だから、俺は無理矢理目を閉じた
...
壱馬「 ん、っ… 」
いつの間にか寝てたみたいで、
頭の上にうるさいほどなる携帯のせいで目が覚めた
パッと画面を見るとAからで
ひと深呼吸を置いて携帯を耳に当てる
壱馬「 …もしもし 」
そう俺が言ってもAの返事はなく
聞こえてくるのは周りの音だけ
心配になり声をかけるも返事はなし
もう一度声をかけよう。そう思った時
『 かず、まっ…会いたいっ… 』
ぐっ。と胸を掴まれた気分だった
久しぶりに 会いたい なんて言ってくれて舞い上がってる分
泣かせてしまってることに罪悪感が押し寄せてきた
『 ごめっん、…声聞きたかっただけ 』
一方的に切ろうとしてくるA
そんなん言い逃げなんてあかんやろ
…俺にだって言わせたいこと言わせてもらわな困る
『 それじゃ 』
壱馬「 なに勝手に切ろうとしてんの？ 」
『 えっ… 』
壱馬「 Aの気持ちだけ聞いて、はい分かりました。って切ると思うか？ 」
『 … 』
壱馬「 俺だって…朝の行動には後悔してる
今にでも、すぐに会って…苦しいほどに抱きしめたい 」
存在を確かめるように
強く
強く
壱馬「 玲於さんとご飯行くのは本間は嫌やけど
家帰ってからAがたっぷり俺を愛してくれることわかってるから 」
『 そのことなんだけど… 』
壱馬「 ん？ 」
『 …断っちゃった 』
えへっ
そう電話越しでもわかるぐらい笑ってるであろうA
折角忙しい中誘ってくれたっていうのに…
『 壱馬とふたりでご飯食べてお風呂に入って寝るねん
いつもしてることやけど今日はずーっと壱馬の傍に…いちゃ、あかん？ 』
聞いてくるんずるすぎん？
壱馬「 …当たり前にええに決まってるやん 」
『 ふふっ笑 』
壱馬「 笑 」
『 壱馬 』
壱馬「 ん？ 」
『 だいすき！ 』
壱馬「 えっ、？ 」
いきなりのことで固まっていると
俺の耳に届くのはAの声ではなくプープーとの音が…
壱馬「 ふっ笑俺は愛してるわ 」
待受のAが笑ってる写真にそう言った
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るる２号(プロフ) - 凄く楽しくニヤニヤしながら読ませていただきました！ぜひ、優馬くんができてからのAnother storyも見てみたいです！！ (2019年12月11日 22時) (
レス) id: b96b11bd27 (このIDを非表示/違反報告)
名無し29355号(プロフ) - 狂愛のやつです！！ (2019年11月19日 14時) (レス) id: 55c49badb4 (このIDを非表示/違反報告)
ダッグ(プロフ) - 名無し29355号さん» パスワードはどのパスワードでしょうか？！ (2019年11月13日 16時) (レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
竜推しの夏里 - お疲れ様でした!番外編も、たのしみにしてますっ! (2019年11月13日 0時) (レス) id: bf3238cbd0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し29355号(プロフ) - 裏の方も見たいのですが18歳以上の接待できないのでパスワード教えてもらうこと可能でしょうか (2019年11月12日 23時) (レス) id: 55c49badb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾀｶﾉﾘ ﾀﾞｯｸﾞ
x他1人 | 作成日時：2019年9月24日 2時
