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視界は真っ暗だ。
前も。横も後ろも。
自分の体さえ見えない。
────
おいらは黒い扉を選んだんだ。
なぜって？
おいらは黒の方がふさわしいと思ったから。
負の心しか持ってないおいらに似合ってるとおもったから。
ただそれだけだった。
でも…
O「なにも見えない…」
視界は真っ暗だ。後ろにあったはずの扉もいつの間にかなくなっている。
だんだん不安になってきて
あ。だめだったのかな。
そう思った。
S『智くん…。』
頭の中に直接響くように声が聴こえてくる。
S『やっぱりそっちの扉を選んだんだね…』
O「翔くん！？
……やっぱりおいらだめだったんだね…。」
その時。
足下が途端に温かな光に包まれて次第に1本の道を造り上げた。
真っ暗な空間に一筋の光。
その光は希望の光に見えた。
これを進めってことかな？
ゆっくりと歩き出す。
するとだんだんと足下の光が強くなってきて
おいらを覆った。
まぶしい……っ！
目が開かないほどの光を包まれて
視界が眩む。
次に目を開けた時には
さっきのまぶしいひかりもなく、
さっきの真っ暗な空間もなく、
最初につれてこられた翔くんの部屋にいた。
しかしそこには誰もいなかった。
あれ…？翔くんがいない…？
と思ったら後ろから肩を叩かれる。
瞬間的にびくっとなってしまった。
S「あっ、ごめん(笑)
驚かせちゃった？(笑)」
まぁそれはそれは驚いたが…
O「ううん。大丈夫だよ(笑)」
言わないでおこう(笑)
S「智くん………。」
笑ってた表情から一変して真剣な顔になったのでおいらも自然と引き締まった顔になる。
O「………なに？」
S「俺ね、絶対智くんは黒い扉えらぶと思ってたんだ。」
そう言ってにっこり笑う翔くん。
……え、
ってことは…？
S「おめでとうございます。大野智様。
────
────
────
貴方の願い。なんでも叶えて差し上げましょう。…それがどんな願いでも、ね。」
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black-swan(プロフ) - ARASICK♪娘さん» こんな駄作を読んでくださって嬉しいですっ！本当にありがとうごさいます(。>д<)！ほんとに更新遅くてごめんなさい(;o;)これからも頑張らせていただくのでぜひ読んでいただけると嬉しい限りでごさいます(・ω・｀=)ゞ (2014年9月16日 1時) (
レス) id: 3315b8be4c (このIDを非表示/違反報告)
ARASICK♪娘 - 超面白いです！更新頑張ってくださいね！いつも続き楽しみにしてます♪ (2014年9月15日 22時) (レス) id: 5910c4ed8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：black-swan | 作成日時：2014年9月12日 0時
