2 strange man-1 ページ2
〜Oside〜
虚無感。息苦しさ。悔しさ。怒り。
いつのまにか、そんな負の感情しか生みだせないようになってしまった。
このセカイのなにが楽しいのだろうか
学校へ行って、就職して、金稼いで？
そのあとは…？
死に向かっていくだけ？
そんなつまらない人生ならいっそ
今終わらせてしまったほうがいいんじゃないか？
そんなことを考えてたおいらはやっぱりばだったのかな？
高校３年生の夏。
おいらは学校の屋上から飛び立った。
────
────
────
いや、飛び立とうとした。
「ねえ。そんなところにいたら危ないよ？」
そう。こんな声が聞こえてきたから。
そりゃ屋上のフェンスの外にいたら危ないのは
知ってるよ。だって死のうとしてるんだから。
「あ、そっか！飛び降りようとしてるのか！」
なんだこいつ。
この世界の闇なんて知らないような無邪気な声で話すそいつに無性に腹がたって
もんくでもいってやろうかと思って振り向いた。
が、
そこに声の主の姿はない。
くすくす。
笑い声が聞こえてくる。
「こっちだよこっち(笑)」
そんなこと言われても屋上にそいつの姿は
見当たらない。
なんなんだとか思って前に向き直った。
O「………………えっ？」
これがおいらと彼の出会い。
おいら達に苦しみを与えた太陽が照りつける夏だった。
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black-swan(プロフ) - ARASICK♪娘さん» こんな駄作を読んでくださって嬉しいですっ！本当にありがとうごさいます(。>д<)！ほんとに更新遅くてごめんなさい(;o;)これからも頑張らせていただくのでぜひ読んでいただけると嬉しい限りでごさいます(・ω・｀=)ゞ (2014年9月16日 1時) (
レス) id: 3315b8be4c (このIDを非表示/違反報告)
ARASICK♪娘 - 超面白いです！更新頑張ってくださいね！いつも続き楽しみにしてます♪ (2014年9月15日 22時) (レス) id: 5910c4ed8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：black-swan | 作成日時：2014年9月12日 0時
