１４話 ページ15
「おはようございまーす……」
「おぉ、Aか!! おはよう!!」
見たところ、いつも通りの明るい笑顔に曇りは見られない。
しかし、彼の瞳の奥がどうしても、どこか物悲しそうに見えてしまう。
私の懸念のせいだろうか?
「あのね、幽ちゃん。
突然なんですけど……今日は大切な話があるんです」
「何だよ、急にしんみりして。
らしくねぇぞ」
「うん……柄じゃないことは十分承知です。
しかも、あまり楽しくない話だし、私の勝手なお節介なので気を悪くするかもしれません」
「ははっ、どんな話でも構わねぇよ。
それに……お前が大切だ、って言うんなら本当に大切な話なんだと思う」
「うん……ありがとう」
自分が、自分で考えている以上に彼に信用されていたということが嬉しくて、私は軽く息を詰まらせる。
「あの……私、何もしませんから!!」
「……は?」
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革ベルト
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クレセント(プロフ) - このサイトで初めて、この作品で泣きました。すごい心温まる作品でした。 (2015年7月25日 22時) (
レス) id: 0dad620270 (このIDを非表示/違反報告)
星蛇(プロフ) - 最後感動して涙が出そうになりました…！ (2015年7月25日 19時) (レス) id: d5d2464099 (このIDを非表示/違反報告)
陸人(プロフ) - キャラリーさん» はい！ (2014年12月30日 14時) (レス) id: 0a0c609081 (このIDを非表示/違反報告)
キャラリー(プロフ) - 陸人さん» ありがとうございます。もう少しで完結しますので、最後までお付き合い頂けたらと思います。閲覧ありがとうございます。 (2014年12月30日 7時) (レス) id: f8f530f740 (このIDを非表示/違反報告)
キャラリー(プロフ) - あんこさん» レス遅くなってしまい、申し訳ありません。そう言って頂けて嬉しいです。ありがとうございます。 (2014年12月30日 7時) (レス) id: f8f530f740 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャラリー | 作成日時：2014年2月8日 23時
