７９。訪問 ページ19
「先お風呂入ったよー！香輝も入って良いよー。」
「んー。」
私が髪の毛をタオルでワシャワシャとふきながらリビングに入ると、香輝はダイニングテーブルで宿題をしていた。
「なにそれ。」
「今日の英語の授業の宿題。」
テキストを覗いてみると、現在進行形の問題がズラリ。
「そんなのが出たんだ。ま、私はしなくて良いよね。」
「チッ…。」
あれ、今舌打ちされたね。
こういう時は…
「さ、バラエティーでも見ーよおっと。」
…スルーが一番。
するとその時。
──ピンポーン…ピンポピンピンピンポーン…
ウルサいぐらいにチャイムが鳴り響いた。
「はいはい、今出まーす！！」
急いでドアを開けた。
この鳴らし方は…
「ヨッ！生放送見てくれたー？」
ウッ…
ドアを開けただけで熱風がふいてきた。
こりゃ、外はかなり蒸し暑いな。
「はいはい、見ましたよ。ってかなんで合い鍵で開けないの？」
「ハッ！！合い鍵の存在忘れてた！」
「“アイバカ”さん、早く中に入りましょう。」
ニノが後ろから顔を覗かせた。
雅紀しか見えてなかったけど、きちんとみんな来てるらしい。
みんな揃って黒い帽子を深くかぶっているから、もしかすると収録終わってそのまま来たのかもしれない。
「あ、香輝じゃーん！」
私が後ろを振り向くと、香輝はスウェットを持って階段をおりてきているところだった。
「なんだ、相葉か。」
“なんだ、アイバカ。”と聞こえてしまったのは私だけ？
「俺、これから風呂だから。」
それを聞いた瞬間、嵐５人の顔が赤くなった。
何を考えているんだろ、この人達。
「あがったら？」
「はーい！お邪魔しまーす！」
みんながぞろぞろと家に入ってきた。
ラッキー嵐
リーダー・ニノ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛理☆ - 先輩なんだからwwwバド部にもこんな先輩いたらいいわぁ// (2012年8月11日 14時) (
レス) id: f25152ee53 (このIDを非表示/違反報告)
メイド様 - 愛理☆さん» お帰り☆ええと、了解しました……愛理っ！ (2012年8月11日 14時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)
愛理☆ - ただいま♪神さん、遅くなったけど楽しんで(´∀｀＊)あ、二人とも愛理呼びでどうぞ♪ (2012年8月11日 14時) (レス) id: f25152ee53 (このIDを非表示/違反報告)
メイド様 - 神さん» なぜに中１の頃？！あら、行ってらっしゃい！！楽しんで！ (2012年8月11日 9時) (レス) id: 4b1abb2b4c (このIDを非表示/違反報告)
神 - メイド様さん» 何を言う！中１からのテストの点を合計したら確実にメイドの方が上でしょーよ！・・・今から旅行にいくんだ♪見送ってねo(^o^)o (2012年8月11日 6時) (携帯から) (レス) id: 63461f1ebc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
