紅一点はお姉さま。《HSJ》

最年長トリオ ページ4

-You side-


宏「……」



雄「……ねぇ」



『んー？』



雄「いつまでこうしてんの？」






ただいま楽屋にて宏太と雄也を目の前に立たせて

腕組みして二人を睨み付け……



いやいや、衣装合わせのためイメージを

沸かせてる最中。



次のシングル発売が決まって、今回の衣装担当に

立候補した……のはいいんだけど、なかなか難しくて

はかどらない。かれこれ30分近く二人を立たせたまま。



だったのだが……




雄「薮くん、立ったまま寝てんじゃないの？」



宏「起きてるわ！ww」



『ごめんごめん、さすがに疲れたよね。』



宏「いったん座らせてよー。曲のイメージから

連想すればいいんじゃないの？」



雄「つか、他のメンバーいねぇしww」



『今回は年齢別に衣装変えたいんだよね。』







と話を振ると、色々意見を出してくれる二人。

これが最年長トリオの良いところ。



一応グループをまとめる私達だからこそ、

話し合いがしっかりできるんだと思う。





雄「Aが決めた衣装なら、みんな

有無を言わず納得するんじゃない？」



『それ、あたしの圧力？』



宏「信頼してるってことでしょ♪」



『そっか……ありがと、宏太。』



雄「薮くんだけ？ww」



『雄也も、ありがとう。』



宏「欲しがるねぇ、高木。ww」



雄「いーの！ww」



『可愛いね、ゆーやは。』



宏「え、俺は？」



『宏太も欲しがりかよwww』





最年長だけが集まってるときは、脱線していくんです。


何故か？



年下メンバーがいないときは、

同級生トークっていうの？

学校の休み時間みたいな空気が流れるんだよね。



今いくつかって？

それは聞いちゃダメ！


アラサーになったって、心はまだまだ若い

最年長トリオですからね！




結局シングルの衣装の話はまとまらず、

後日やりなおし。ww

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