5. 夜の訪問 ページ6
第五話 夜の訪問
ジョナサンside
最近、僕の生活が段々ディオに蝕まれていっている気がする。
父さんはディオと僕を比べるし、、それに、勉強の時だって、僕が間違えたらむちでぶつし。
Aは、メイドさん達にマナーについて教わってるから、最近あまり遊ばないんだよなぁ、、
｢ジョジョ、夜ご飯だって！｣
『A！今行く！』
☆ ☆ ☆
ﾓｸﾞﾓｸﾞ ﾊﾟｸﾊﾟｸ ｶﾞﾀﾝｯ
『あっ！』
｢ジョジョ！オマエ紳士としてそれはどうなんだ！？、、ジョジョの皿を下げてくれ｣
『えっ！？』
正面に座って優雅に食事をしているディオと目が会うと、小声で｢くずめっ｣と言われ、思わず耐え切れなくなってその場から走り去ってしまった。
すごく惨めな気分だった。
ﾊﾞﾀﾝ
『あーあ、僕はこのまま誰にも知られずに死んで行くんだ。Aは泣いてくれるかな？
ディオは鼻で笑うだろうな』
はぁ、と溜息をつくと同時にｺﾝｺﾝとドアをノックする音が聞こえてきた。返事をすると、ドアが静かに開く。どうやらAのようだ。
『向こうに行ってくれよ、、いま、すごく惨めな気分なんだ』
そっぽを向いたまま言うと、ドアが閉まる音がした。行っちゃったのかな、と思い後ろを向くとAが居た。
『、、な、何、、？』
｢これ、、、ジョジョ、お腹空いてるでしょう？ジョースター郷の目を盗んで取って来ちゃった』
Aが差し出したのは、パンだった。同時に、僕のお腹が鳴る。
二人してクスクス笑って、そっとAからパンを受け取った。
なんだか、さっきの惨めな気分はどこかに飛んでいってしまったように消えていた＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニコニコ笑うピイな(プロフ) - ワァアッｽｷﾞｨ❗ (2022年12月24日 16時) (
レス) id: 4dce4447ee (このIDを非表示/違反報告)
れい - 前髪さん» 有難うございます！只今一生懸命ネタを考えてる所なので楽しみにしていて下さいね（*´▽｀*）コメント有難うございました！！ (2022年2月25日 18時) (レス) id: 75c86a114b (このIDを非表示/違反報告)
前髪 - ヤバい。(いい意味で)新作も更新頑張ってください!!!!!!!! (2022年2月25日 17時) (レス) id: a911046283 (このIDを非表示/違反報告)
れい - rinaさん» 喜んで頂き光栄です！理由3については母親にロックを解いてもらった後に指紋の位置とロックアプリの番号入力画面と照らし合わせながら解読したんです(ヽ´ω`)なかなかやる、なんて照れますね(〃∇〃)これから少しずつながらですが、更新するので宜しくお願い致します！ (2022年2月20日 17時) (レス) id: 75c86a114b (このIDを非表示/違反報告)
rina(プロフ) - うわぁぁぁ！やっと見れる！！めっちゃ嬉しいです！！（理由3の解読に時間がかかったってことはもしかして解読したってことですか？笑そうだったら主さんもなかなかやりますなぁ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ）これからの更新楽しみにしてます！頑張ってください！！、 (2022年2月20日 2時) (レス) @page16 id: d584064871 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れい | 作成日時：2021年12月4日 23時
