失敗作ちゃんと神童くん。Ⅱ (ページ2)

今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:26,259 hit

にぃに。ページ2

Aside

にぃにからだぁぁぁ！！！

車で家に帰っている途中、私のスマホにメッセージが送られてきた。

【大好きなAちゃんへ♡

Aちゃん！久しぶりだね～僕がいなくて寂しくなぁい？僕はすっごく寂しいよ…:;(∩´﹏`∩);:…あのねっ！実はね、空劫さんと獄さんと一緒にそっちに帰る事になったんだ！空劫さんは法事で、獄さんは裁判らしいんだ。だから僕もお家に帰る事にしたよ～！帰ったら一緒に遊ぼうね！

十四より (((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ 】

にぃにに会える…それが凄く凄く嬉しくて。直ぐに返信をした。

【大好きなにぃにへ♡

久しぶりに帰ってこれるんだね！Aもすっごくさみしいよぉ…すっごい楽しみだよ～帰って来たら一緒にお話ししたり、お買い物行ったり沢山遊ぼうね！待ってるね♡

Aより(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡】

具体的に何日後とは書いてないけど多分近々帰って来るのだろう。

『(今からでも遅くない筈…！あの可愛いにぃにに負けない様に自分を磨いておかなくちゃ！)』

私はそう意気込んで丁度家に着いた車から降りて家に入った。

_______

『う～ん…』

私は今、明日の三郎くんとのデートに着ていくお洋服を選んでいた。好きな人の前だ、可愛くありたい。

『これに…しようかな！』

早速決まったばかりの服を当てて鏡を見る。

『この服だと…やっぱりツインテールかなぁ？』

私は服をハンガーに掛けなおしてベッドにダイブした。

それと同時に誰かからメッセージが来た。
それは三郎くんからだった。

明日は雨になるらしく、仕方ないので三郎くんのお家で新しく買ったボードゲームをする事に。

『雨かぁ…』

ちょっと項垂れながらもやはり楽しみな自分が居た。

その日は少し早めに寝て明日に備えた。