6 闇の世界に迷い込みたい(リク消化) ページ8
私は、ノエルは優等生だと思っていた。
クリスとスージィは結構な確率で授業中は寝ているか抜け出してサボっているものだ。
態度からしてノエルはスージィの事を気にかけている数少ないスージィやクリスに対して偏見の目を向けない優しいモンスター、誰に対しても対等に接する女神のような存在、だと勝手に思っていた。
「ノエル…は、お休みですか…珍しい…」
アルフィー先生も驚いているようだ。
クラスがざわつく。
今日はなんとクラスの内の3人もいない。
すべての授業が終わり、退屈で楽しい学校の時間も終わり、さぁ帰ろうという頃、アルフィー先生に声をかけられてしまった。
「あの…A、ちょっと良いですか?」
内心げっと思っていたが、内申点は大事にしたいので応じた。まさか、この判断が間違っていたなんて、私はその時気付くことは無かったが。
「…はい、なんでしょう?」
「何故かまたチョークが無くて……次の授業までに取ってきてくれると嬉しい………けど……………イっ、イヤならいいのよ!?私はイケてる先生なので!!」
何故かイケてる先生を強調されたがまぁ気にしないでおこう。先生も先生で何かと気を張っていそうだし、特にあの二人のことで。
「また、ですか…わかりました。持ってきますね。」
そう言って私は早く終わらせて家でスマファイをやろうと考えてすたすたと物置きに向かった。後ろからは安堵の声と足音が聞こえただけだった。
「…なんか、暗くない…???」
いや、本当に。ハテナマーク3つ付いちゃうくらいに不自然に暗い。扉を開けたので光が入り反射し少しくらいは中が見えるはずだが異様に暗い。寧ろ、闇のオーラとか放ってそうな感じがする。周りも暗くなってるし。
「ひぇ……なんで私一人だけ……」
取りあえず入るしか無い。私はスマファイでクリスにリベンジする必要がある。
これは私のゲーマーとしての誇りにかかっているのだ。早急に終わらせねば。
そんなこんな色々考えた末私は足を踏み入れた。
「…え?床ぬけてうわぁぁぁぁあああああああ!」
自分でもびっくりするほどの大声で叫んだだろう。
最後に見た景色は逆さまになって倉庫の扉が閉じたのをただただ見つめていただけだった。
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長くなるので切ります。
長い間停止してて本当にすみません。
家庭の都合で警察沙汰になったりと色々あり今に至ります。今後はちゃんと更新しますので待っていて下さい。
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椛(プロフ) - うわあああああ更新ど忘れしてツイッターで延々と妄想を垂れ流す日々を送っていましたごめんなさい (2月4日 15時) (レス) id: 3e2118f313 (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - オンブルさん» ほんとにごめんなさい。変換ミスきもすぎ。親指恨みます。ほんとにありがとうございます。 (1月7日 23時) (レス) id: 3e2118f313 (このIDを非表示/違反報告)
オンブル(プロフ) - 椛さん» いえいえ、あとそのあとクリスが夢主を呼び止める時もミツノになってますね…すみません、今気づきました! (1月7日 23時) (レス) @page15 id: 8c99440ad0 (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - オンブルさん» バカ恥ずかしいです。修正してきました。ありがとうございます。全世界に醜態をさらすところでした。 (1月7日 16時) (レス) id: 3e2118f313 (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - オンブルさん» ほんとだ、自分で見てる時の名前です。変換ミスしましたごめんなさい。 (1月7日 16時) (レス) id: 3e2118f313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椛 | 作成日時:2023年12月17日 23時