Episode 6 ページ9
しばらくは考えようと思っていた矢先、私はとんでもない任務を任されることになった。
赤井さんと2人での例の組織への潜入だ。
こんなにトントン拍子で事が進むと逆に恐ろしいのだけど、運も実力のうちと開き直っておく。
「急な話ですまないね。
先ほども言ったがA君と赤井君の2人で例の黒の組織へ潜入してもらおうと思う。」
「待ってくれジェイムズ、俺は…まぁわかるが新人であるフォスターには危険すぎるんじゃないか?」
まあ…ごもっとも…
ジェイムズさんや上層部の人たちは何を考えているんだか…
でも、こんなチャンスきっと二度とないし、これを逃せばまたあの人から私は離れてしまう。
『赤井さん…私じゃ役不足ですか…?』
「役不足だとか、そういう問題じゃなくてだな…!」
『私だって立派なFBI捜査官です!
確かに、これは危険な任務かもしれません。
でも、与えられた任務なら最後まで必ず全うしてみせますから!』
私には必ず果たさなければならない事が…あるのだから…
FBI捜査官にあるまじき考えのもとで行動している自分に嫌気がさすことだってある。
でも、ここで折れるわけにはいかない。
「…わかった。危険だと思ったら必ず身を引け。これが条件だ」
『わかりました。約束します。』
でも…潜入自体が危険なのに、どう身を引けと。
「これはどちらにも言える事だが、無茶はしない事。あくまでも我々の目的は情報収集だからね。」
「『はい!』」
後少し…後少しね…
その時の私が薄く笑っていたことを誰も知らない。
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あいか(プロフ) - はじめまして、あいかともうします!この小説の続きが気になるので早めの更新頑張ってください!! (2017年7月30日 16時) (レス) id: 70607cf5f4 (このIDを非表示/違反報告)
のんたん(プロフ) - ゆらさん» コメントありがとうございます!頑張って更新します! (2017年6月8日 19時) (レス) id: 8bc9afdc49 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - すごく面白いです!続き楽しみにしてます♪ (2017年6月8日 12時) (レス) id: 536a82edec (このIDを非表示/違反報告)
のんたん(プロフ) - 紅蓮さん» ありがとうございます!コメントいただけるだけで執筆に俄然やる気が出ます!!頑張ります!! (2017年3月7日 0時) (レス) id: cf32376341 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 続き楽しみに待ってますm(。≧Д≦。)m (2017年3月7日 0時) (レス) id: 219aa5a094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんたん | 作者ホームページ:
作成日時:2017年2月19日 11時