銀魂転生したらリムルの姿だった件についてー原作ガチで変えて行くかもです？ー (ページ48)

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転生109 ページ48

「やあやあ！君がランちゃんが大切にしているリムル君だよね、はーじめてましてー僕の名前はゼウス！ゼウって気軽に呼んでね！！」

拝啓、親父お袋。

俺は今神様の中で一番偉い奴と話してます。はっきり言って神様って奴はもっとどっしりと構えて、人間のことをたまに助けたりする。

とても偉い奴だと思ってました。

しかしながら、目の前にいる自称ゼウスは曖昧な髪色をした清々しい程のいい笑顔をする美少年です。

「リムル、こんな奴なんかほっといていいぞ。何しろ此奴はアホだからな。｣

「ランサ酷い！！なんでそんな氷みたいに冷たい事言えるのさ！！！」

「お前だから」

ランサの毒舌により無言になるゼウス、どうしたものかと思って見れば突如無言のまま泣き出したではないか。

「うわあぁぁぁんんん！！ひーどいよー！！ヘラに訴えるぅぅぅうう！！！」

「逆に訴えてやるわ、このクソ外道。ヘラさんは私の味方だ。何故ならお前の浮気証拠を私がたくさん入手しているからだ。」

真顔で証拠を叩きつけるランサ。それを見て涙を止め顔色を真っ白にさせるゼウス。

......ヘラというのはゼウスの妻であり。女遊びの激しいゼウスはヘラの他にも妻がいる。浮気をしまくる最低野郎だ。

当然バレたらゼウスは怒られるし、大体のその妻や子供は殺される。それがヘラという女神だ。

「待って！？やめてランちゃん！！」

まぁ、ゼウスが浮気をするのがいちばん悪いのだが。

「何をだ？？あぁ、お前が猛アプローチを二度としないと約束するなら考えてやってもいい」

この言い方だとランサは何度もゼウスに求婚を求められているようだ。

「分かった！分かったからお願いぃぃ.....」

「.....今回だけだぞ」

「わーい！流石ランサ～！僕の嫁～！！」

そう言い抱きつこうとするゼウスの頭を鷲掴みし、暗黒微笑を浮かべるランサ。

はっきり言って物凄く怖い。

「さようならゼウスのせいによって裁かれる多くの命、さらばゼウスのせいによって壊された自然」

「ぎゃぁぁぁああ！ごめんなさいごめんなさい！！真面目にやるから！！仕事するから！！！」

「そうか、なら許そう」

「ほっ.....」

「としたい所だが残念ながら其れは無理そうだな」

ランサの言葉に首を傾げていたゼウスであったが、然し暫くするとその表情は徐々に真っ青になっていった。

理由はそうランサの背後から現れた人物を見たからだ。

「ただいま戻ってきたわ、あ、な、た？」

次回、ゼウス死す＿＿＿