転生82 ページ16
天導衆に囲まれ囚われた桂・高杉。
そして、天導衆に連れてこられた銀時。
手には刀。
天導衆の長は「その手で 師を殺めてでも生き残る道を選ぶか死か仲間か、どちらでも好きな方を選べ」
「教育者たるお前にふさわしい処刑方法だろう?」
そう言い放った。
銀時は静かに、松陽先生のもとへ歩く。
そばに来た銀時に、松陽は一言
「ありがとう」
銀時は刀を振り上げ松陽の首に.....
あと数センチあと二センチで松陽の首がはねる。
その時だった。
________チリン。
鈴のような音が辺りに響き渡った。
すると、どうだろう?おかしなことにだれも動かない。
松陽はソッと目を開けた。
「よっ、久しぶりだな」
「!!....リムルさん?」
「おう。悪いが松陽、お前は死なせねえよ?」
ニヒッと笑うリムル。松陽は状況を理解できなかった。
「え?な、何を言っているんですか?死なさないって.....それでは、銀時達が...」
自分がここから消えたら、銀時達が死んでしまう。弟子を見殺しにして生きるなんて、そんな事出来ない。
「うん、そう言うと思った。」
「なら、何故...」
「自分を犠牲にして誰かを守ろうとするな。」
「!!」
「松陽、俺を信じろ。一度で良い、俺を信じてくれ」
「何を...するつもりですか?」
「秘密だ」
リムルはそういうとニヤっと怪しげな笑みを浮かべたのだった。
___________________
松陽の首をはねる。
その瞬間、高杉は腕を縛られたままの姿で
銀時のもとへ叫びながら走った。
そして、天導衆・朧(おぼろ)によって高杉は左目をつかれ、その場に倒れる。
高杉が、左目を失った際に最後に見たのは、涙する銀時の悲壮な表情だった。
(...本当にやりましたよ...この人)
松陽が呆れながら言うと、リムルは、まぁ...成功して良かったじゃないかと笑いながら言った。
何をしたのか?それはですね。
その1,松陽を補食する。
前にヴェルドラを補食した時のデータをシエルに見せて貰うと、以外にも色んな事をヴェルドラはやってたようで、多少イラとしたが。
このデータがなければきっと松陽を助けられなかっただろう。ヴェルドラに感謝感謝。
その2,松陽(身体)のなかにいる人物(松陽と虚)の松陽だけを吸収(保護)する。
その3,松陽の身体だけ戻しておく。
その4,松陽と会話が出来るようにするため、世界の言葉を使って話している。
(あなたは何者ですか)
「...さぁな?」
ケラケラと笑うリムルだったのだ。
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ティナスプラウト(プロフ) - 続き待ってます! (2018年11月20日 17時) (レス) id: 8f935097c0 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 私も転スラアニメ化情報見ました!!楽しみですね! (2018年3月13日 20時) (レス) id: 96b60eb288 (このIDを非表示/違反報告)
九尾 - 続き楽しみです (2018年3月8日 0時) (レス) id: 1b9e551661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リン酸デス | 作成日時:2017年11月23日 13時