銀魂 転生したらリムルの姿だった件について ー原作こっそりバレないよう変えますー

転生11 ページ12

「む！」

こいつ...俺の事スライムって言った？
しかも怪訝そうな表情で......

え？疑ってる？？仕組みがあるか確かめてる？？

「スライムで、悪いかぁｺﾞｺﾞｺﾞ( ^言^ )ｺﾞｺﾞｺﾞ」

「あ、いえ」

銀髪天パ野郎は顔を少し青ざめてそう言った。



「......銀髪天パのくせに生意気だ」

この銀髪天パ......黙って話を聞いてみれば.....。

こんな愛くるしく、たくさんの美女が触ったスライムを捨てようとするなんてクソだな。

「スラちゃん喋ったアル！！」

驚いたように声をあげたのは、サーモンピンク色の髪で海のように青い眼が特徴の朱菜レベルに可愛い美少女だ。

「スラちゃんじゃなくて俺はリムルって言うんだ」

「リムル？いい名前アルな！！」


......少し照れ臭いな。

ほら、可愛い女の子に可愛いって言ってもらえるって何か複雑だけど嬉しいんだよ。

.....性格が以下にもクソだと思う奴に言われるとムカつくけど。


「天パのくせいに......って！スライムに言われたくないんだけど！？」

カチンと効果音が聞こえて来たのは、俺ではなく少女の方だ。

少女は大変ご立腹のようで、紫苑がガビルに半ば殺しに行こうとしていた時みたいな笑みを浮かべている。


「黙れヨ、クソ天パ野郎。リムルにお前が文句言う筋合いはないネ」

こんな可愛いスライムを捨てようとする事を考えてたアルからな。

......やっぱりマダオ。所詮マダオネ。


おいぃ！！今のどう言う意味だ？誰がここを住まわせているんだ！

黙れヨ、天パ。家賃を払ってない奴にそんな事言われたくないアル。

喧嘩はヒートアップして行き、やがて取っ組み合いになった。



ちなみに、俺は避難をしている......ん？


......ふわふわと真っ白な毛並み、普通の犬の何倍もあろう体。俺をジッと見つめる円らな瞳。


こ、これは......！！






「可愛いいいいい！！」

俺は一瞬でスライムの体から人間の身体に姿を変え、そのふわふわの体に俺は抱きついた。

「ほんとっ！可愛いなお前！！」

「ワンっ！」

元気よく吠える巨大犬。あ〜、嵐牙と違って本当に触り心地がいいな。




「「え、ええええええええ！！！！」」


......二人が叫んだのは言うまででもないが。

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