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「おはよう。……って2人してなんで頭抱えてるの?」







「おはよう。ちょっと、ね」









ガラガラと扉を開けてきたのはひーくんだった。そんなひーくんを見るとちょうどいいみたいな顔をしてれーくんが話しかけた。小さい声だったから全然聞こえなかったけど、表書的にびっくりしてる様だ







「まぁ、別にきにしなくてもいいんじゃないか?」







「だけど!どうして持ってるんだ。あのハンカチを」







「ねぇ、Aちゃん。彼女は元気だった?」








「へ?うん。とっても元気そうだったよ。あ、もしかしてひーくんかれーくんか。どっちかの彼女さん?」







「「は?」」







「え?なんか恋人を残してきた的なことを言ってたから。すっごく驚いてたし、どっちかの彼女さんかなぁって」







それなら納得できる。ごめんね、私が彼女さんと話してきちゃって。きっと自分で話をしたかっただろうに。いいとこ取りみたいなことをして罪悪感が芽生えた







「いやいや。アイツとは昔仲良かっただけで別にそんなんじゃない」








「そうそう。全然勘違いだから!」








何故かとてつもない勢いで否定する2人に首を傾げる。そんなに断らなくてもいいのに。照れてるのかな?それとも罪悪感をとってくれようとしてるのかな?そんなところまで気遣いが回る2人はすごいね

・→←XXVII 早朝



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作者名:モカロール | 作成日時:2022年7月20日 21時

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