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「姉さん、終わったよ。」
煙草を一本ちょうど吸い終わる頃に、初とコナン君は元いた、この部屋に戻ってきた。
危ない。また初に怒られるところだった。
「さて、長話も一区切りついたところだし、帰ろっか初。」
赤井さんに私たちの事を話したからか、さっきよりも気持ちが軽い。
嘘をついたり、隠し事をするのは向いていないんだろうなぁとつくづく思う。
本当、FBIや公安警察は凄い。特に工作員とかマカデミー賞で主演俳優賞取れるぞ？
「あ、そうだ。コナン君の事もついでに送っていくよ。流石に夜道は危ないし。」
「いや、でもそれは悪いし、博士の所に泊まるよ。」
「それだとその博士に悪いでしょ。」
君は阿笠博士に頼りすぎなんだよ。
ただでさえ、いろんな発明品作ってもらったり、キャンプ連れて行ってもらったり、映画の度にお世話になったりしてるんだから、少しは気を使え。夜も遅いんだぞ。
「それじゃあ、2人に送ってもらうことにするよ。じゃあね赤井さん。」
「赤井さん、次会う時はFBIの仕事について教えてください！」
「余計なこと吹き込まなくていいでーす。初は黙ってくださーい。お邪魔しましたー。」
「あぁ、また来ると良い。君達といると退屈しないからな。」
各々赤井さんに挨拶を済ませ、工藤邸を後にした。
コナン君を間に挟み、3人並んで歩く。
夜風が肌に当たって気持ちがいい。
明日は酒飲んで、ホテルから新居への引っ越しの準備をして、酒飲んで、寝て…
「それにしてもコナン君、よく僕達の事を信用してくれたよね。」
ほんとそれな。
初がなんて説明したかも気になるけど。
「100%信用した訳ではないけど、信頼はしてるよ。ホームズ好きに悪い人はいねぇーからな。」
ニコニコの笑顔で初の事を見るコナン君。
その考えあぶねーぞ。
「それより、Aさん。赤井さんにはどこまで話したの？」
“どこまで”とはつまりそういう事だろう。
「君と灰原哀の正体、アポトキシンで小さくなった事…まぁつまりは、君が不利になることは話してないよ。」
「そっか…よかった。じゃあ僕はここで。送ってくれてありがとう。」
おっと。気づいたらポアロの前に到着していた。話に夢中で気づかなかった。
コナン君を送り届けたあとは初と私の時間。
君には話したいことがたくさんあるからな。
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喜怒哀楽(プロフ) - 最初からここ迄夢中で読み進めてしまいましたッ大変面白かったです！これからも無理せず更新頑張ってくださいませ、応援致します！！！ (2021年6月11日 19時) (
レス) id: 085bd1128f (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - ↓続き)10話で再登場するまでです。 (2021年6月11日 17時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 沖矢昴の名前が沖谷昴になってます。 (2021年6月11日 17時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 沖矢昴さん登場かっこよかったです！赤井秀一さんも出して欲しい。これからももっと登場して欲しいです。これからも楽しみにしております。頑張って下さい！ (2021年2月25日 22時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - ぱるむさん» 嬉しいです！ありがとうございます！Ramu (2021年2月10日 23時) (レス) id: a6556beed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu | 作成日時：2021年1月19日 20時
