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あーやだやだ。教授の部屋に行きたくない。重い腰を持ち上げて、ズルズルと体を引きずりながら、1時間かけて大学に到着した。
本当は30分くらいで着くはずだが、行きたくなさ過ぎて、3歩進んで2歩下がる方式で歩いてきたのだ。
エレベーターのボタンを押す。
あーこのまま学校爆発でもしないかな。なんて馬鹿げたことを考えていると、すぐにエレベーターは一階に到着した。
7と書かれたボタンを押す。
文明の進化とは凄いもので、すぐに7階に到着した。
市松教授の研究室に到着。
一応何かあったら怖いからスマホの画面を解除しておこう。
ついでに録音もして、電話もすぐにかけられるよう、発信ボタンをすぐ押せるように設定する。
「し、失礼します。」
ノックをして恐る恐る入ってみる。
特に変わったところはなく、普通の研究室って感じだ。ただ、漢方を専門としてやっているだけあって、色んな草が大量に置いてある。
芝生臭い。
「おぉ、上原君。いらっしゃい。」
いらっしゃりたく無かったんだがね。しゃーなし来てやったよ。
「残念だったね、今回のテスト。あと少しで合格だったんだけどね。」
いやいやいや、そんなに嬉しそうな顔するなよ！
いかにも、ざまぁみろ！！みたいな顔してんじゃん！！
絶対落としたのわざとだろ！！
「いえいえ、私も少し勉強を疎かにしていたと思いますので。自分を見つめ直すいい機会になりましたよ。」
私も負けじと反撃する。
ここでぴえん見たいな顔をしたら負けだ。
こちとらニッコニコのスマイル全開だ。
それが効いたのか、少し歪んだ顔をする市松教授。
「君は優秀なんだが、態度が少しなっていない所が目立つな。良くも悪くもない見た目なのだから、もう少し可愛らしく出来んのかね？」
うっっわ。ここまで落ちぶれた人間だとは思わなかった。完全にアウト発言じゃん。録音しておいてよかったー。
少し教授の話に乗ってみよう。ボロを出すかもしれない。
そうすれば完璧にコイツの人生は終わる。
「そうですね、可愛らしくとは…どんな風にですか？」
今までの人生で出したことのない媚びを売るような声を出す。
キモすぎワロタ。こんなの誰かに聞かれていたら人生終了できる。
「ほほぅ…ではまずはこっちの部屋に入ってくれ。」
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喜怒哀楽(プロフ) - 最初からここ迄夢中で読み進めてしまいましたッ大変面白かったです！これからも無理せず更新頑張ってくださいませ、応援致します！！！ (2021年6月11日 19時) (
レス) id: 085bd1128f (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - ↓続き)10話で再登場するまでです。 (2021年6月11日 17時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 沖矢昴の名前が沖谷昴になってます。 (2021年6月11日 17時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 沖矢昴さん登場かっこよかったです！赤井秀一さんも出して欲しい。これからももっと登場して欲しいです。これからも楽しみにしております。頑張って下さい！ (2021年2月25日 22時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - ぱるむさん» 嬉しいです！ありがとうございます！Ramu (2021年2月10日 23時) (レス) id: a6556beed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu | 作成日時：2021年1月19日 20時
