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強さか
ブラックは強くなりたいんだ
そうブラックに言うと、彼は超サイヤ人ロゼになった
『相変わらずきれいだね、それ』
ブ「お前が名付けたものだ、きれいでないはずがない」
『照れるからやめい』
照れ隠しに紅茶をぐいっと飲む
ブラックは、少し微笑みながら私の頬を、人差し指でつついた
突然の事で、危うく紅茶をこぼしそうになるが、なんとか持ちこたえる
なにするのとブラックに怒ってみると、彼は、愛おしくなったのでななんて恥ずかしい事をさらっと言った
アンタらさ、少しは羞恥心を持ってくれないかな!?
ほら、昔やってた某クイズ番組で、3人組のグループが拳を頭の上でぐるぐる回転させながら、羞恥心って歌ってたあれ!
え?古い?ごめんね!
ブラックの行動にさらに顔を赤くしていていると、ザマスはこちらを見て微笑んでいた
親子かな?
でも、私たちは長い間、ずっと一緒に暮らしてきたし、親子って言われたとしてもあんまり違和感はないかな
私は、顔を赤くしながらだけど、笑った
楽しくてさ
そんな感じで、3人で笑っていると、ザマスはふと思い出したように、ブラックに言った
ザ「そう言えば、なぜお前は私と同様、不死身にならなかったのだ?」
ブ「この力があれば、俺は十分だ」
ブラックはそう言いながら、右手を自分の胸に置く
いつもかっこいいけれど、超サイヤ人ロゼとなった彼の姿は、一段と素敵に見えた
手を胸に置きながら、自信満々に言うブラックであったが、その表情はだんだん曇っていく
どうしたんだろうか
ブ「俺は、確かにこの力に満足していた」
『していた?』
ブ「だが、いくら神といえど終わりは来る。ふとザマスを見て思った、なまえと一生ともにありたいと」
ブラックは、胸に置いていた右手を、私の頭に置く
私は、その指の隙間から彼を見上げた
とても、優しい顔をしている
もし、人が己にとって最高の幸せが訪れたとしたら、きっとこんな表情になるのだろう
ちょっと、自惚れすぎだろうか
何だか恥ずかしくなってきたので、片手で自分の頬を軽くかいた
そんな私たちを見ているザマスは、ゆっくりと口を開く
ザ「お前が、後悔するとはな」
ブ「ああ、超ドラゴンボールでお前と同じ望みを叶えればよかったと、後悔している」
私もザマスと同じ感想で、まさかブラックが後悔なんてするとは思わなかった
だって、彼はいつでも完璧で、たぶん失敗なんて今までなかったんだろうしね
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匿名希望 - 続きが気になります (3月31日 23時) (レス) @page38 id: a169a42957 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - めっちゃ続き気になる〜♡頑張ってください! (10月30日 14時) (レス) @page38 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする!!続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする!!続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - おはようございます、 コメント失礼します、続きがになります。 (2022年12月2日 8時) (レス) @page38 id: 4f358e8e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぐーちゃん | 作成日時:2017年3月18日 2時