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ヒロインｓｉｄｅ
彼らが外出してから、どれぐらいの時間が経っただろうか
寂しいな
そう思いながら、ソファの上で体育座りをしていると、テラスの方から音が聞こえる
その瞬間、私はソファを飛び降り、テラスへと駆け出していた
『おっかえりー！』
私は、彼の胸に飛び込む
そのせいで、私の視界は真っ黒になってしまった
ブ「ああ、ただいま」
上から彼の優しい声が聞こえる
私は、彼の背中に回す腕の力を強めた
しばらくそうしていると、横にいたザマスが不貞腐れたような声を出す
私は、ごめんと言うと、今度はザマスを抱きしめた
『ザマスも、お帰り！』
ザ「ただいま」
不貞腐れてた表情は一変し、優しい笑顔になっていた
可愛い、けどさ
『帰るの遅くない？』
そう言いながら、ザマスから手を放し、ぷいっとそっぽを向く
私はこれでも寂しがり屋だったりする
広い家の中で、一人ぼっちなのは、あまりにも寂しかった
顔を背けているため、彼らの表情はうかがえないが、楽しそうな笑い声は聞こえた
ザ「我らがいないと、寂しいのだな？」
ブ「本当にかわいい奴だ」
『かわいくないし』
寂しいという事は事実なので、それ以外に反論をする
けど、ちょっと恥ずかしかったから、顔は背いたままにした
ブ「いいや、お前は本当にかわいらしい。なまえだからこそ、俺は、欲しいと思ったのだ」
『恥ずかしい！』
そう叫びながら、軽くブラックに蹴りを入れる
もちろん、彼に対するダメージなんて無いけど
そう言えば、私って昔は結構強かった気がするんだけど、なんでこんなに弱くなっちゃったんだろう？
笑っているブラックに聞いてみると、どうやら彼のせいらしい
なんでや！と怒ったら、少し返すから怒るなと言われた
少し返す？
疑問に思っている間にも、その過程は終わっていたようだ
ブ「空を飛べるようになっただけだが、その方が便利だろう？」
試しに舞空術を行ってみると、見事に成功する
相変わらず戦闘力は無に等しいけどさ
結局、なぜ私の力を奪っていたのかは分からなかったけど、何か考えがあってのことだろうね
あまり深追いしないまま、私を先頭に部屋の中へと入って行く
でも、その時
後ろを歩いている２人の方から、何かガラスが割れるような音が聞こえた
後でテラスを見てみたら、ガラスの破片が飛び散っていたことが分かる
何なんだろう？
例えば、鏡とかガラスコップとか
ペンダントとか
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匿名希望 - 続きが気になります (3月31日 23時) (
レス) @page38 id: a169a42957 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - めっちゃ続き気になる〜♡頑張ってください！ (10月30日 14時) (レス) @page38 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする！！続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする！！続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - おはようございます、 コメント失礼します、続きがになります。 (2022年12月2日 8時) (レス) @page38 id: 4f358e8e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐーちゃん | 作成日時：2017年3月18日 2時
